ハロー★ 今日はウ・ヨンウのキンパの食べ方と権謀術数クォン・ミヌの人気大暴落について詳しく話すよ!そして韓国で話題になった話も色々追加したので早速出発~!(笑)
韓国の社会人の必須アプリの紹介もあるよ!ネタバレ注意!
トン・グラミキンパ
ウ·ヨンウはトン・グラミの家に家出?をして、朝、トン・グラミはウ·ヨンウのために“トン・グラミ キンパ” を作ってあげた。
“四角キンパ” あるいは “折りたたみキンパ” と呼ばれるトン・グラミキンパも話題だったが、前回から確認されていたウ·ヨンウのキンパを食べる時の行動がさらに話題だった。
ウ·ヨンウが “キンパを食べる方向”
父が作ってくれたキンパを食べる時は、口に入れる時はいつも縦で食べたが、社内食堂や他のところのキンパを食べる時は横で口に入れる姿が捉えられたのだ。
前の記事で見たように、自閉スペクトラム症の人の中には、食感や味に敏感な場合が多く、ウ·ヨンウもその中の1人なので “中身の確認が楽で、味の予測が容易なキンパだけを食べる” という設定までは一緒に紹介した。
そんな中、ウ·ヨンウはキンパを作った人に対する信頼度によって、口に入れる方向が違うことまで細かく演技していたのだ。
父が作ったキンパの場合は、中身の確認をせずに食べていたので、ハムが変わったときに不満を表したもので、会社の社内食堂やトン・グラミが作ったキンパを食べるときは、あらかじめ中身を確認するためにキンパの列を揃えておいて、口に入れるときも目で見ながら食べていたのだ。
ウ・ヨンウを演じた俳優のパク·ウンビンのアイデアだったというが、誰かが説明してくれなかったら全然気づかなかった(笑)
もちろん、材料についての不平は友達のトン・グラミには通じず、”出されたまま食べろ~”と叱られた(笑)
寝床について不平を言ったり、キンパを食べる場面すべて、ウ·ヨンウとトン・グラミが本当の友達みたいでほのぼのとした場面だ。
トン・グラミ(韓国語:丸)のキンパなんだけど形は四角形(笑)
権謀術数 vs 春の日差し
現実とドラマの違い
何も知らないウ・ヨンウは、事務室に出勤したが周りの人たちがひそひそ話している。クォン·ミヌが掲載した不正就職の告発文のせいだ。
クォン·ミヌが本格的な “権謀術数” を披露すると、ウ·ヨンウに対する差別のない姿で高評価されたクォン·ミヌのキャラクターの人気も大暴落。
放送直後、俳優チュ·ジョンヒョク(クォン·ミヌ役)の実際のインスタには「憎すぎる~」、「どうしたんですか」、「権謀術数、ただじゃおかない」、「演技優しくプリーズ」などのクォン·ミヌを恨むメッセージがいっぱいだった。
ドラマにはまりすぎた副作用(笑)
春の日のサイダー
クォン·ミヌの告発文で憤慨したチェ·スヨンはクォン·ミヌに、「盗まれた気分は良くなったのか」と聞き、「社内匿名掲示板に狙撃する文。クォン弁護士が書いた文ですよね?」と直球を投げた。
しかし、ウ·ヨンウはむしろ「私には自閉症があるから…」と自分のせいにして、父親とハン·ソンヨン代表が大学の先輩後輩の間柄なので不正に就職したという誤解を認めて縮こまると、チェ·スヨンはもどかしがる。
「おい!障がい者差別は法律で禁止されているよ。あんたの成績でどこにも行けないのが差別であり、否定であり、不正だ!」としてチェ·スヨンはウ·ヨンウの肩を持つ。
そしてクォン·ミヌがもう一度苦しめたらみぞおちを強く殴るよう助言までしてくれた。
見守る視聴者の皆の詰まった胸を突き抜けてくれるすっきりするサイダー発言~!
春の日差しチェ·スヨンではなく、春の日のサイダーになった瞬間。
(韓国ではすっきりしたり痛快な発言を “サイダー” 発言と言い、逆に息苦しくてもどかしい場合はサツマイモ” のようにもどかしいと表現する(笑))
障がいを持っているという理由で疎外され、後ろ指を差されるのが当然だと思っていたウ·ヨンウが、一段階成長できる大きな転換点になりうる出来事だと思う。
チェ·スヨンの他にチョン·ミョンソク弁護士は、本当にソウル大学のカルテルのために無条件でフォローしているのではないかと思うほど、ウ·ヨンウの面倒を見てくれている。
クォン·ミヌの権謀術数には堅固な姿を見せながらも、急いで同意書を求めに行った公民館では1人だけ残されたまま、住民のために歌も歌い、明け方3時にかかってきたウ·ヨンウの電話にも怒らずに全て聞いてくれるからだ。
文字通りウ·ヨンウにとっては、ビッ(光)・ミョンソク!
個人的にクォン·ミヌはむしろチョン·ミョンソクの “偏愛(えこひいき)” を攻撃すべきだったと思う(笑)
あなたはどう生きていますか?
春の日差しと権謀術数の不正就職の告発以後、韓国のインターネットで話題になったツイッター文があった。
ほとんどの人が権謀術数クォン·ミヌのように生きていながら、自分が春の日差しチェ·スヨンだと思っている。
人によって程度の差はあるが、ほとんど共感するしかなかった文だった。 自分の姿に対する錯覚と寛大さ。
「あなたはどう生きていますか?」という質問を受けたら、 あなたの答えは?
権謀術数 vs 春の日差し
私は権謀術数じゃない~~~(笑)
韓国ドキュメンタリー最高のインタビュー
前で紹介した話が話題になり、ある市民の放送インタビューが再び話題になった。
今は終映されたKBS『ドキュメンタリー3日』という番組の「ソウル地下鉄九老駅」をテーマにした番組に出た場面だ。
汽車に乗って後ろを振り向くと曲がりくねっていますが、乗って行く時は直進としか思わないじゃないですか。私もちゃんと生きてきたと思いましたが、振り返ってみると、曲がりくねっていて、それが人生のようです。
KBS『ドキュメンタリー3日間』 インタビュー中
まるで名言のようなこの発言は、韓国でよく語られるインタビューの1つだ。
自分を就職準備生だと明かした青年は、地下鉄に乗って就職勉強会や就職面接、各種資格証取得のための塾に通いながら、鉄道の上でこのように考えていたのだ。
就職準備中という状況まで加わって多くのことを考えさせたと思う。
逆に、くねくねと難しく生きているようでも、振り返ってみると大したことないように見える時もしばしば経験するので、辛い瞬間が来たとしても自分の人生と状況を生半可に予断してはいけない。
一歩ずつ前に歩いていると目的地が見える場合も多いから。
ドキュメンタリー番組が好きで当時この場面をライブで見たのが自慢!(笑)
作家のミス クォン·ミヌ
むしろ公平で障がいに対する差別の視線がないと褒められたクォン·ミヌが、今回の話の絶頂で悪口を言われる理由は、個人的には作家のミスだと考える部分がある。
4話の3兄弟の土地事件で、ウ·ヨンウの裁判に参加し、ウ·ヨンウの弁護士能力も直接確認し、微笑ましい笑みまで浮かべたが、5話のATM事件では突然ウ·ヨンウを追い抜くための業務排除と障がい者卑下のレベルの発言までしたので、以後の回で「天下り人事が本当でも、自閉スペクトラム症だからといって触れないのが不合理だ」というクォン·ミヌの主張のつじつまが合わない状況になってしまった。
依頼人との約束時間を知らせずに「あ、ごめんなさい~うっかりしてた」という発言は、ウ·ヨンウの学生時代の “あ、ごめん~” 遊びと繋がるが、これはクォン·ミヌがウ·ヨンウを苦しめているという表現が明らかではないか。ところが自閉症なので配慮だけしなければならないというクォン·ミヌの主張は矛盾している。
むしろ5話のATMエピソードを父ウ·グァンホとハン·ソンヨンの出会いの目撃の後に出ていたら、クォン·ミヌの感情線がもっと自然だったと思う理由だ。
1話の最初の場面でウ·ヨンウの履歴書に貼ってあった代表のメモを見つけて疑わしいが、なんとなく偏見なく過ごし、2話のように相手の障がいは全く気にせず同僚として一緒に仕事をし、分別のない依頼人の陰口も言いながら純粋にウ·ヨンウを競争相手としか思っていなかったが、その後、ウ·ヨンウの父親がハン·ソンヨン代表の部屋から出てくる場面を目撃してから、ウ·ヨンウに対する失望と裏切りを感じるのだ。 同僚でありライバルだと思っていた自分の判断に対する怒りも一緒に。
すでに4話でチェ·スヨンの父親が部長判事であることに対する若干の劣等感も見せたため、金持ちの子たちと学縁地縁に対する反発感で匿名掲示板に暴露をしてから、5話のエピソードの事件のようにウ·ヨンウを排除し始め、障がいに対する卑下も始めたら、もっと自然だったのではないかと思う。
このような順序だったら、権謀術数だったとしても、今のように悪口ばかり言われるよりは、クォン·ミヌの心理の変化過程がそれなりに立体的なキャラクターになって、以後の悪役の姿にもさらに緊張し説得力があったはずなのに…という残念な気持ち。
今では、何か前後が入れ食った状態で公定と差別について話すと「あいつ、どうしたの?」という弱虫のような感じだけが残ってしまったㅠㅠ
人物紹介記事でも権謀術数に対して沢山書いた立場で、作家の選択がとても惜しくて長く書いてみた。
ウ·グァンホを目撃する場面の順番だけもっと前に出てくればよかった!
作家は権謀術数を活かせ~活かせ~!!!(笑)
おまけ★ブラインド(Blind)アプリ、そしてナッツリターン事件
韓国の社会人たちの憩いの場・ブラインド
クォン·ミヌがウ·ヨンウの就職不正を暴露する文を載せたところはブラインド(Blind)というアプリの掲示板と見られる。韓国の社会人1位アプリで、15万社以上の会社と500万人以上の加入者を誇っている。
文字通り会社員だけが加入できる構造に100%匿名性が保障されるので、自分が属している会社の“悪口” を自由にできる長所のおかげで爆発的な成長をした。今は会社員ならカカオトークと共に必須の水準だ。
自分の職場の電子メールで加入すると、会社別、分野別、業種別などの掲示板を利用して様々な話を自由に交わすことができるので大人気。
特に、韓国の有名大企業の会社員の50%以上が加入していると言われるほど、大企業の会社員が多く使用しており、開発者は韓国人で匿名性と情報保護が最優先のアプリであるため、米国に本社を置いて運営中なので100万人を超える米国の会社員も加入している。
一言で “会社の悪口用” 秘密アプリだよ(笑)
単純に会社に対する誹謗や悪口ばかり言う所ではなく、職級や年齢に関係なく業務的な助けを受ける場合もあり、他社の情報や協力も可能なので、会社員の隔意のない “疎通” では良い機能も多いが、企業の立場では “評判とイメージ” が内部職員の生々しい告発によってそのままあらわれるので頭を痛めているという。
職員たちの年俸水準から福利厚生や不条理と問題点まで匿名で上がってくるから(笑)
ナッツリターンと大韓航空、そしてパワハラ
2013年にサービスが始まったブラインドアプリを広く知らせた事件が2014年に発生したあの有名な“大韓航空米国回航事件”だ。韓国人は “ピーナッツ回航事件” と呼ぶ。
大韓航空グループ会長の長女で大韓航空副社長だったチョ·ヒョナ副社長が韓国に帰国するために自社の飛行機に搭乗したが、マカダミアナッツの袋を開けてくれなかったという理由で乱暴を働いて飛行機が回航した事件で韓国で代表的な “パワハラ(갑질)” 事件の1つ。
当時、サービスを提供したキャビンアテンダントと飛行機事務長が暴言と暴力を受け、韓国に到着した後は左遷までされたが、ブラインドの掲示板に内部告発し、その全貌が明らかになりブラインドの認知度が大幅に上がった事件だ。
財閥3世のパワハラとブラインドアプリ、マカダミア、チョ·ヒョナ副社長の恐ろしい目つき、4つを国民に刻印させた事件(笑)
大韓航空のファーストクラスに提供されるというマカダミアナッツを食べながら、お金持ちの感じを出したかった国民の不思議なブームがあった事件で、詳しい話はまた今度の機会にするよ。
次の記事ではついにウ・ヨンウとテ・スミが会う! 忘れられたソドク洞裁判の実話の話で戻ってくるよ~☺!