今回は丸の家族が登場するよ。 ウ·ヨンウの学生時代の姿も出てくるけど、一番楽しみなのはやっぱりイ·ジュノとの初デートだよね? びっくりする場面が隠れているからすぐ出発しよう~!
トン・グラミの家族の名前が…(笑) 今回もネタバレに気をつけて!
私の友達は弁護士
父の遺産
今回はトン・グラミの父の事件だ。
父親が亡くなってから父親の名義になっていた土地が、3兄弟の中で末っ子であるトン・グラミの父親名義になったが、土地開発によって100億ウォンの補償金が出る土地になった。
その土地の補償金を相続法によって5:3:2で分けるのが正しいという兄たちの嘘にだまされて契約書に印鑑を押し、税金は1人で負担するという契約内容で、むしろ借金だけで2億6千万ウォンを負った末っ子のトン・グラミの父親。
もどかしくても、こんなにもどかしいことがあるのかと思う事件だ。
2話の解説記事で学んだように国家の”合法的”国土開発だから土地収用”補償金”だよ(笑)
イ·ジュノがプレゼントを渡すために事務室を訪問した時、ウ·ヨンウの机の上はいつも綺麗に角を合わせて整頓されているが、職員が持ってきた郵便物が曲がっているのを見れば、ウ·ヨンウは出勤をしていないことが明らかなある日の朝。
第3者が見てももどかしい状況だからトン・グラミは朝からウ・ヨンウを訪ねてきた。
「私も弁護士の知り合いがいる」というトン・グラミの願いとは異なり、ウ·ヨンウはすでに3番目の事件で辞職願いを出し、家で休んでいる状況だ。
ウ·ヨンウは他の弁護士を紹介しようとするが、父ウ·グァンホが彼らを率いてトン・グラミの父親がいる江華島へ向かう。
ニックネームだと思っていたグラミの名字がトンで、グラミは本名だという事実を知った時点なのに、もっと驚くべきことに父兄弟の名前はドン・ドンイル(1)、ドンイ(2)、ドンサム(3)の、123シリーズ(笑)
子どもたちの名前はふざけたようにつけておいて、祖父は韓国代表イケメン俳優のウォンビンと同じドン・ウォンビン。
しかもグラミの家の犬の名前も “東方神起(トンバンシンギ)”(笑) トンという姓に、真ん中が“トン(동)”という回し字を使う家ってことなのだ(笑)
モンナニ三兄弟
ウ·ヨンウはグラミの父に会ったが容易ではない事件だ。
いや、チョン·ミョンソク弁護士によれば “書類に捺印をした事件” が一番難しいという。
法的効力が十分な覚書であるうえに、強制的に捺印を受けたわけでもないので解決策がなさそうだ。
3兄弟を象徴する “モンナニ人形(못난이 인형)” の元祖は日本の人形だが、1970年代から韓国でとても有名な人形でドラマ『応答せよ1998』シリーズにも登場したことがある。1970~80年代の韓国の家庭ごとに1つずつあった人形だ。(못난이(モンナニ)=不細工)
いや、いくら農夫で兄弟でも100億ウォンの取引に、ただ印鑑を押す人なんていないよ~(泣) そんな中、印鑑にも実際の兄弟の名前が正確に刻まれていて、漢字で一、ニ、三(笑)
証拠が必要
あ、ごめん!
江華島は韓国の仁川広域市に属する大きな島だ。東にはソウルと近く、北には北朝鮮が近いほぼ陸地とといっていい所。
しかし父・ウ·グァンホは勘違いをしていた。田舎の生徒たちはみんな優しいという固定観念を破るように、学校では “あ、ごめん!” 遊びが流行った。
時代の流れではなく、ウ·ヨンウがいたからだろう。
このようにウ·ヨンウとトン・グラミには思い出よりは、思い出したくない記憶が多い学生時代、2人が友達になったきっかけが出てくる。
事前解説記事③の記事で話したウ·ヨンウの「君といれば安全だ」という台詞が出た場面。
トン・グラミがウ・ヨンウをいじめる学生の後頭部を殴りながら言った台詞はとてもすっきりした!「石頭だから殴られても痛くないと思ったよ~」(笑)
犬のご飯にドングリ
トン・グラミの言葉のようにトン・ドンサムは稲しか知らないファーマー(FAMER:農夫)だったせいか、2人の兄たちは末っ子のトン・ドンサムを無視した。
4話序盤、ウ·ヨンウキンパ屋さんを訪ねて興奮しながら状況説明をする時、
삼촌들은 우리를 가마니 뭐 보자기 개밥 도토리 그런 건줄 알아요.
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話 トン・グラミ
おじさんたちは私たちをかますとか犬のエサのどんぐりだと思っています。(直訳)
というセリフがあるが、「なんで急にかます?犬のご飯?」と思うだろう。
これは韓国人がハングル発音の類似性を利用したよく使う表現だ。
가만히 있다(カマニイッタ:じっとしているの意)
가마니 (カマニ:米のかます)
この2つの発音がとても似ている
가마니 (かます)日本語の가마스데(かます)に由来する言葉
보자 보자 하니까(見ていれば)=보자기(ポジャギ:風呂敷)の보자(ポジャ)と同じ発音
보자 보자 하다(見ていろよ=我慢しているという意味)
개밥에 도토리=直訳は “犬のご飯にドングリ”
犬の茶碗にどんぐりが落ちていても食べなくて器にどんぐりだけが残った状況(相手が自分を無視する時、除け者にする時)
犬のご飯のドングリに見える?= 犬も食べないドングリみたいに仲間外れにするの?無視するの?
特にケンカする時によく使う表現で、上の3つの表現はほぼ1セットで登場するよ(笑)
証拠ありますか?
最初の裁判が終わり、長兄が訴訟を起こしたトン・ドンサムを非難し、
돌아가신 부모님이 보시면 놀라서 살아 돌아오실 일이야!
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話 トン・ドンイル
亡くなった両親が見たら驚いて生きて帰ってくることだよ!
と言った時、トン・グラミがした返事が忘れられない。
살아 돌아오면 완전 좋은 거 아닌가!
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話 トン・グラミ
生きて帰ってきたらすごくいいじゃないか!
1人でしばらく笑ったが、兄たちの欲を見ていたグラミの家族を無視するように、トン・ドンイルとドンイの兄弟は裁判の証人にまで手を出した。
ウ·ヨンウの人生と頭の中では経験したことのない偽りの世界だ。
唯一の希望だった町長の証言が水の泡に帰した状況で、弁護士たちによると実際の裁判でもこのようなケースはよくあるという。
証拠はありますか?に反論する証拠が1つもない四面楚歌のウ・ヨンウに登場した双子のイルカ~(笑)
トン・グラミの発言からヒントを得て、ウ·ヨンウはアイデアを出し、トン・グラミ父娘は証拠を作り出した。
그렇다는 증거있습니까?
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話 ウ・ヨンウ
そうだという証拠ありますか。
善意のためのウ·ヨンウの偽りの能力値が上昇し、結局トン・ドンサムは裁判に勝訴。
しかし、兄たちを許し、補償金を均等に分け合ったという “昔ながらの童話” のような虚しい結論に終わったが、このストーリーは韓国であった実話だそうだ。
あれを何で分けるんだよ!お金をどうしてあげるの~!!と叫んだが、実話だと言うから言葉がなかった。実話と裁判関連の話は後に追加するよ。
夕焼けのデート 隠された秘密の場面
ハンバダの事務室を訪問した時、“背が高くてハンサムな男”は当てられなかったが、気付くのがすごく速かったトン・グラミのおかげでイ·ジュノはチャンスをつかんだ。
空いた事務室にプレゼントを置いて出てくる時から怪しいと思ったが、やはりイ・ジュノはウ・ヨンウに気があった。
海だけ見れば楽しいウ·ヨンウは、主に韓国の西海にだけ棲息するサンハシというイルカを説明するためにイ·ジュノの心などは関心がない。
本当にウ・ヨンウのせいでクジラの知識がだんだん増えてる(笑)
イ·ジュノはウ·ヨンウが弁護士を辞めようとする理由を尋ね、ウ·ヨンウは人々が依然として自分を弁護士ではなく自閉スペクトラム症のウ·ヨンウと見ているようだと話す。
자폐인 우영우는 깍두기 입니다. 같은 편하면 져요, 내가 끼지 않는 게 더 났습니다
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話 ウ・ヨンウ
自閉症のウヨンウはカクテキです。同じ楽なら負けです。私が入れない方がいいです。
人間ウ·ヨンウではなく、弁護士ウ·ヨンウになるために十分考えてみる価値のある悩みだ。
今まで大変だったウ·ヨンウに一筋の光のようだったイ·ジュノの一言、
변호사님 같은 변호사가 제 편 들어줬으면 좋겠어요
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話 イ・ジュノ
弁護士のような弁護士が私の味方になってほしいです。
あ~法廷には通わずにどこでセリフ学院に通ったのか、あまりにもロ to the メン to the チック~じゃないか(笑)
あまりにも甘いこの場面が放送後に大騒ぎになった理由は、狂ったCGのためだ。私も、そして皆さんも見逃してしまった場面。
わぁ~これをここまでやらないといけないのかな? と思った場面だが、気づいた人はいるだろうか?
2人の後ろに見える海の波がイルカ!
スタッフが狂った!! なんでこれをあえてCGを使うんだよ(笑)
え~オーバーだよ~ただの偶然だろ~と言う人もいるだろうが、それ以前の場面をもう一度見ると明らかに違う。
イ・ジュノの気持ちを告白?する前の海の姿(右)を見るとただ普通の波と光の反射なのに、ウ・ヨンウと同じ楽になりたいと言う場面(左)ではイルカに変わっている。
見れば
拡大して見れば白い小さなイルカ数百匹もいる(左)!(笑)
あ~!本当にイルカみたい!(笑)
こんなことをする製作陣もこれを発見する視聴者たちも皆理解できない状況(笑)
2人の始まりを祝うイルカたちの挨拶だったのだろうか。
回転ドアと事件現場のワルツに続き、イ·ジュノとウ·ヨンウは一緒に歩まなければならない“同じ味方”であることを露骨に表わし始めた。本格的なラブラインの始まりを応援しよう。
ウヨンウはカクテキ?キムチ?
イ·ジュノがウ·ヨンウに弁護士を辞めようとする理由を聞いた時、ウ·ヨンウが言った「自閉であるウ·ヨンウはカクテキ」はカクテキキムチのことではなく、幼い頃ゲームをする時にできない人を味方に入れることを意味する。
幼い頃、町内の子どもたち同士で集まってチームを分けて遊ぶ時、力が一番弱かったり、年齢がとても若い人がいれば、その人は希望するチームに自由に入れてくれた文化だ。
主に兄や姉が友達と遊ぶ間に、弟や妹たちは1人でいなければならないから、一緒に遊べるようにしてくれた。
この時、普通は幼くてルールさえ理解できない場合が多いので、ルールに違反しても大目に見たり、アウトになっても再び復活させるやり方で配慮してくれた文化を “カクテキ” と呼んだ。一種の配慮と優遇方式。
ドラマ『イカゲーム』(2021)でも、ハン・ミニョが1人でペアを作れなかった時、“カクテキ” だったので助かったと話す場面が出てくる。
今思えば、弱かったり疎外された人を寂しくないようにしてくれた、本当に美しい文化だと思う。
ただ、ウ·ヨンウが言うカクテキは、人々が自分を同じ人と認識するのではなく、配慮しなければならない自閉人としてだけ眺めるという点を話したのだろう。
幼い子どもたちは思いやりのカクテキ文化を自然に維持していたが、成人になっては偏見と先入観に変質していくことを言うのではないかと思う。
カクテキキムチのことじゃないんだよ~(笑)
ウヨンウの涙と実際の事件の話
裁判が成功に終わり、イ·ジュノは見せたいものがあると言った。
大会議室で大きなザトウクジラの写真を見てウ·ヨンウは涙を流し、言いたいことがあるようだったイ·ジュノはその姿を見守るだけだ。
そんな2人の後ろを通って空に上がる大きなザトウクジラの姿。
誰かにプレゼントを準備した時、相手がウ·ヨンウのような表情で涙まで流していたら、何の言葉も要らないだろう。すでにイ・ジュノも十分に恩返しをしているのではないか。
高クオリティのクジラのCGまで、視聴者たちも十分に補償を受けた場面ではないかと思う。
適切なタイミングで感動まで! イ·ジュノは絶対に恋愛塾に通ってたって(笑)
今回の100億ウォン訴訟の実際の事件の兄弟たちの名前は、長男のキム·ボンハク、次男のキム·ビョンハク、三男のキム·ヨンハク。実際にも回し字の名前の3兄弟で、土地の場所も江華島。
父親が農業をしていた末っ子の名前に名義を変え、死亡して20年後にその土地が開発されて問題が生じた事件で、実際に印鑑を押した覚え書きの金額配分はドラマよりもっとひどくて50%、35%15%だったそうだ。
末っ子に税金を払えと言った理由は、『ウ·ヨンウ』では省略されているが、20年間その土地を利用してお金を稼いだから税金はお前が代わりに払えという立場だったそうだ。
代わりに当時の計算で末っ子は5億ウォン程度は受け取れる状況で弁護士に会い、実際に証拠問題で大きな戦いを作り、裁判に勝訴後、公平に分けたのもすべて実話。
私だったら死ぬまで会わなかったと思うけど(笑)
そのように童話のように終えられた裁判は現実であり、ウ·ヨンウの無断欠勤に対するペナルティを要求したクォン·ミヌの現実的な主張は童話のように黙殺された。
どう見ても登場人物の中で一番偏見がない男(笑)
ひたすら実力で嫉妬し、欠勤したのにクビにならないことに対して不当さを感じ、それに対してだけ問い詰めるだけで、差別発言は絶対しない男クォン·ミヌを応援して今回は終了!(笑)
飛び立つクジラのようにみんな大きな世界へ飛び出していこう!