今度は男優たちと周りの人たちについて紹介するよ~! 個人的に好きなキャラクターの “権謀術数” についても詳しく書いたよ!
人物の紹介や設定を話すから、少しネタバレがあるかもしれない!ではスタート!
権謀術数クォン·ミヌが気を張る理由(学歴とスペック)
ドラマ『ウ·ヨンウ弁護士は天才肌』は公正性と中立性が最も重要視される法廷が出るドラマだが、よく考えてみれば実際、これほどにも血縁と地縁が絡んでいるドラマがない。
登場人物の紹介に先立ってドラマに出てきた各キャラクターの学歴とスペックについて簡単に調べたら、全員がすごい経歴だ。
まず、1話のスタートから登場する主人公ウ·ヨンウの履歴書だけを見ても、ソウル大学経済学科首席卒業、ソウル大学ロースクールは2年での早期卒業だが、やはり首席卒業。ただでさえ大変な学校を2つとも “首席” …
本当に障がいがあるのかな? と思うくらいだ(笑)
そのような状況なので、ドラマの中の学生時代のニックネームも “어.일.우.(オ·イルウ)” 어차피 일등은 우영우(どうせ1位はウ·ヨンウ)。
一度読んだ本を全部覚える人にどうやって勝つんだよ(笑) 反則だよ(笑)
ところでお父さんもソウル大学法学部?え? お父さんとお母さんはキャンパスカップル?だからお母さんもソウル大学!!!
ストーリーの進行によって少しずつ登場する人物の履歴を見ると、まさに“sky castle” なのだ。
ドラマ『スカイキャッスル』で保護者たちが数億ウォンのお金をかけて子どもたちを行かせようとしたまさにその場所。 “S”, “K”, “Y”。
“SKY”
ソウル大学校(SeoulNat’lUniv.)
高麗大学校(KoreaUniv.)
延世大学校(YonseiUniv.)
ローマ字表記名の頭文字S,K,Yで作られた表現
その雲の上の “SKY” の中でも、ソウル大学校(S大)、その中でも法学部。
ウ·ヨンウの同期であるチェ·スヨンもソウル大学で、ウ·ヨンウの父親と先輩後輩の間柄である法務法人ハンバダの代表ハン·ソンヨンもソウル大学、ハン·ソンヨンと同門の法務法人テサン代表テ·スミもソウル大学。
さらに、後で情報が少し登場するハンバダのチョン·ミョンソク弁護士もソウル大学。
これくらいなら ”SKY” じゃなくて、かなりスペシャル(Special)の“S”だ。
ここまでくるとソウル大学じゃないと弁護士になれないのかな?って気がするほどの状況(笑)
ーーー ※注意※ ここからはしばらくネタバレを含みます ーーー
問題は、ウ·ヨンウの入社同期であるクォン·ミヌ弁護士の学歴だが、チェ·スヨンがクォン·ミヌの学生時代のニックネームである “権謀術策(クォン·モスルス)” を教える場面のセリフをよく聞いてみると、
「ハナ大学ロースクールに通ってた友達が教えてくれた話で~」と出てくる(笑)
とりあえず1人だけ非ソウル大学出身なのだ。
そこに大学の先輩後輩、同門、同期、父親が部長判事、父親が法律事務所設立者などの学縁と人脈がある人達で構成された今、ハンバダ法律事務所の状況を見ればクォン·ミヌは “ウ·ヨンウカルテル” にも入れない状態。
結局、登場人物の中でクォン·ミヌが一番弱者な状況だ。
そして新入の入社初日、履歴書に貼られている “代表のポストイットメモ” を直接目撃。
クォン·ミヌの視線に “ハンバダ” は “SKY” が共に競争する空ではなく “金のスプーン” だけが入場することができる “プライベートビーチ” になるのだ。
※ハンパダ(한바다)=大きな海
ソウル大学出身者たちと競争しなければならないクォン·ミヌの立場では、本当にすべてが不公正に回っていると感じることができる(笑)
ーーー ネタバレはここまで ーーー
普通、アルファベットのイニシャルの最初の文字や発音を真似するドラマの特性上、クォン·ミヌが卒業したという “ハナ大学” は “SKY” ではないことが確実で、発音とイニシャル “H” で象徴される韓国の大学はソウルにある “漢陽(ハニャン)大学” だ。
クォン·ミンウはおそらく漢陽大学出身の設定だと推定している。
ここもやはり韓国の名門大学の1つで、“SKY” のすぐ下の等級と呼ばれる大学であるにもかかわらず、クォン·ミヌは劣等感やコンプレックスを感じるしかない状況だ。
もちろん韓国の有名な名門高校である “ハナ高校” から名前を持ってきたドラマの中の名門大学かもしれないが、クォン·ミヌの反応や設定を見れば、それは違うように見える。
つまり学縁も地縁も弱いクォン·ミヌは “ハンバダ” という “スカイキャッスル” で生き残るためには本当に気を張って、乗り越えなければならない状況なのだ。
ウ·ヨンウの立場で見ていた視線を少しだけ変えれば、クォン·ミヌが間違ったことを言っている場合があまりない。詳しいことは人物紹介で書くね!
主要な登場人物(男性編)と相関図
ウ·ヨンウの友達を調べた前回の記事に続き、今回は男性出演陣を中心に紹介するよ!さっそく1人目は、多くの方々が待っているイケメン、イ·ジュノからスタート!
イ・ジュノ(カン・テオ)
イ·ジュノは法務法人ハンバダのソンムチームの職員だ。
法務法人の訴訟チームは訴訟に関する多様な業務を補助し、事件現場で追加証拠を確保する役割だ。暖かい容貌と優しい性格で皆から愛される人物。
さらに社会性が良く頭も良く、気付くのが早い100点満点の会社員の姿を見せてくれるが、驚くべき記憶力と斬新な発想で感嘆を引き出すウ·ヨンウがその前に登場すると、妙に彼女に惹かれ、慣れない感情に陥る。
だが、実際の法律事務所の環境とは最も大きな差があるキャラクターで、実際には訟務チームの職員が法廷に入ってきて弁護士の弁論を傍聴したり弁護士業務に同席したりすることはないという。
ドラマの中のイ·ジュノのコーディネートを恨むようなファンの話がよく出てくるが、法律事務所で働く人々の話によると、イ·ジュノが着るすべての服は実際の訴訟チーム職員のコーディネートと非常に似ているという。
後で紹介する弁護士クォン·ミヌとルームシェアで同居中。
現実には存在しない人物!身長、顔、体格も話にならないほどなのに親切で優しい!!(笑)
2013年ウェブドラマでデビューした俳優カン·テオは2019年に出演した時代劇でKBS演技大賞新人賞を受賞したホットな新人級俳優だ。
小学校の時、演劇部があって公演によく触れていたというカン·テオは、運動関連の番組やサバイバル番組に出演するほど運動も好きだと知られた。
デビュー以来、着実に活発に活動しているが、演技ラインが太く、目鼻立ちがすっきり大きく、表情演技が上手だと評価されている。 作品を選ぶ眼目が良いことも、無視できない部分だ。
笑う時にきれいに上がる口元が非常に魅力的な俳優としてカン·テオもまた今後が期待される次世代有望株だ。
しかし、ファンの立場ではかなり残念ながら、今年9月の軍入隊を控えているので、当分はカン·テオの姿を見るのは難しそうだ。『ウ·ヨンウ』が入隊前の最後の出演作。
今ものすごく人気を集めている時期の入隊で、本人もすごく残念だと思う。除隊後の新しいカン·テオを期待してみよう。
ドラマ『ペントハウス』のローガン·リー役を演じることになるも不発に終わったそうだが、ローガン·リーが貴公子役だからもっとよく似合ってただろうなと思うと、ちょっと残念。
チョン・ミョンシク(カン・ギヨン)
実はイ·ジュノくらい非現実的な人物がチョン·ミョンソクだ。
チョン·ミョンソクは法務法人ハンパダのシニア弁護士として、仕事に対する自負心が強い彼に、特別な考え方を持った新入弁護士ウ·ヨンウを任されドラマは始まる。
プロフェッショナルな姿で賢くて勤勉な上司として描かれるチョン·ミョンソクの完璧な法律人生がウ·ヨンウという変で突拍子もない部下によって揺れている。
超大型法律事務所のシニア弁護士なら、誰よりも厳しく熾烈に生きてきた人だが、もしかしたらこのドラマで最も非現実的に見えるほど「聖人君子」のような姿を見せている(笑)
基本的な業務的能力は抜群で、障がい者の部下に自分のミスも謙虚に認める姿、部下職員のために代表に抗議する姿や、感情的に提出した部下職員の辞表まで処理せずに待ってくれる姿まで天使レベルの職場上司だ。
そこにたまに飛ばしてくれるギャグのセリフまで(笑)
韓国の『ウ・ヨンウ』ファンたちは、夜中の3時に部下が電話して大声で叫んでも、一切怒らないチョン・ミョンソクを “ビッ(光)・ミョンソク” または “サブパパ” と呼んでいるよ(笑)
俳優カン·ギヨンは、2009年演劇『悪い磁石(나쁜자석)』でデビュー後、多様な映画とテレビドラマに出演してきたが、2018年と2019年に各種授賞式で助演男優賞を受賞した経歴を持つ演技派俳優だ。
いろんな芸能番組に出演し面白いトーク術を見せたりと、ドラマの中のチョン·ミョンソクのギャグは多分実際の本人の姿かもしれない。
2019年の結婚後、しばらく活動が少なかったが、出演した作品が今回のドラマ『ウ·ヨンウ』だ。
クォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク)
訟務チームのイ・ジュノと一緒に住んでいる法律事務所ハンバダのもう1人の新入弁護士。
ハナ大学ロースクール出身で、ロースクール時代の彼のニックネームは “권모슬수 권민우(クォンモスルス、クォン・ミヌ)”。
※권모슬수 (クォンモスルス):権謀術数。巧みに人をあざむく策略のこと。
話がうまいからかアナウンサー試験にも合格したと出てくるが、同じ新入弁護士であり競争相手のチェ·スヨンとはいつも口げんかし、裕福な家の娘である依頼人に皮肉るなど気難しい性格の持ち主だ。
富裕層の人々に冷笑的な姿を見せたり、職場の同僚であるイ・ジュノと同居していることを考えれば、厳しい状況を努力で克服したケースと推測される人物。
そのため、法務法人代表の天下りという噂を持つウ·ヨンウに、過度な競争意識と生存本能を持ってウ·ヨンウを競争相手と考え、不満に思っており、配慮も全くない。
しかし、ウ·ヨンウを障がいと関係なく同等な弁護士と見る数少ない人物で、自分の力でご飯を作ったことがあるのか?や、どう解決するつもりかと尋ねるなど、ウ·ヨンウをただの一般的な人として接する場面が引き続き出てくる。
ウ・ヨンウの“障がい”のせいではなく、ウ・ヨンウが “強者” だからウ・ヨンウが嫌いという、面白い人物(笑)
ウ・ヨンウを徹底的にライバルと認識しているのが誰よりも偏見がない(笑)
公正性に対する正義感も透徹して、大好きなキャラクター(笑)
本当に偏見がないように見えるのが、ウ·ヨンウの初出勤日のウ·ヨンウの挨拶で笑ってくれた唯一の人だ。
そこにチェ·スヨンと言い争いながらも彼女の荷物を代わりに持ってくれたり、完璧な男イ·ジュノが誰よりも楽に接して同居までする男であることを考えれば、意外と優しくて良い人かもしれないと思う。
前にも紹介したとおり、学歴とスペックが華麗な他の競争者たちとは異なり、平凡に生きてきたためか生き残るために “権謀術数” を尽くすものと見られる。
事実、相手が誰でも最善を尽くすのが “権謀術数” でもないのが、自分に機会さえ来ないかと思い、ひたすら公正と平等を要求し、ウ·ヨンウの入社が自閉スペクトラム症による特恵だから怒ったのではなく、天下りだったので怒った男だ。
怒ったファンから悪質コメントもたくさん受けたというが、クォン·ミヌは誰よりも公正で平等であることを望んだのではないか。
リアルな現実社会での不当さと差別をたくさん受けたので、むしろ“公正な弁護士クォン·ミヌ”として応援するファンも増えている理由ではないかと思う。
クォン·ミヌを応援するコメントの中で印象的だった内容を1つを紹介する。
クォン·ミヌの姿は事実上、社会が障がい者に対して持たなければならない認識の最終指向点だ
俳優チュ·ジョンヒョクは中学校3年生の時にニュージーランドに留学、オークランド技術大学(AUT)に通う。 入隊問題で21歳頃に韓国に帰ってきて、ほとんど無名に近かったから情報が多くはない。
本来は本人のホテル経営、マーケティング専攻を生かして職業に就こうとしたが、バーテンダーとして仕事をしていた当時、お客さんの広報映像撮影の提案を承諾して始めたのが面白いと感じて独立映画に出演することになり、以後本格的な俳優活動をすることになったという。
2019年、カカオエンターテインメント統合オーディションである「カカオMアクターズ」で700対1の競争率を勝ち抜いて最高点をもらい、2020年に俳優イ·ビョンホンが設立したBHエンターテインメントと契約を結び本格的な活動を始めた。
Netflixドラマ『D.P.』で脇役だったイ·ヒョサン一等兵役を演じ話題になったが、主に独立映画と各種ドラマの脇役として出演し、今回のドラマ『ウ·ヨンウ』を通じて自身の認知度を大きく伸ばしているところだ。
700対1の競争率を突破した人材であるだけに演技力も抜群なチュ·ジョンヒョクもこれからが期待されるが、今回の悪役のイメージをうまく消すことができるか心配だよ(笑)
ウ・グァンホ(チョン・ベス)
田舎の貧しい農夫の家で生まれたが、ソウル大学法学部に進学して司法試験まで準備するほどのエリートに成長。法学部生時代に恋に落ちて子どもを持つようになると、リーガルマンではなく未婚の夫の人生を選択した。
自閉スペクトラム症を持つヨンウを1人で育てながら “ウ・ヨンウのり巻き” という粉食店を経営し、のり巻きが好きな娘に毎朝のり巻きを作ってあげる優しい父親。
ウ·ヨンウが5歳まで言葉を話せず、病院に行って自閉という青天の霹靂のような診断を受けたが、誰よりも娘を真心込めて育て、娘がソウル大学ロースクール首席卒業生であり、大韓民国初の自閉スペクトラム症の弁護士になり、感心している。
ハンパダ法律事務所の代表ハン·ソンヨンとは、ソウル大学法学部の先輩後輩の間で、ある種の関係があるものと見られる。
以上、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の主要な登場人物について紹介したが、このドラマには各回のエピソードごとに特別出演した人が多くて、それを探してみる楽しさもある。 特別出演者たちはそれぞれのエピソードごとの解説レビューで紹介する。
おまけ★登場人物の仮想インスタグラム
先日、『ウ·ヨンウ』のスタッフが公開した各キャラクターの “仮想インスタグラムアカウント” が話題になった。
その中で一番話題になったのはやっぱり“権謀術数(クォンモスルス)”(笑)
各キャラクターの特性が表れる仮想インスタグラムを一度見てみよう!
ウ・ヨンウの仮想インスタグラム
ウ·ヨンウのインスタグラムIDは【wooyoungwoo】ととてもシンプル。
フォロワーもフォローも6人、計46のフィードをアップロード。
プロフィール紹介文には「私の名前はまっすぐ読んでも逆に読んでもウ·ヨンウです。 雁、トマト、スイス、インド人、流れ星、ウ·ヨンウ、駅三駅」と書いてある(笑)
プロフィール写真とフィードにはウ·ヨンウが一番好きな青い海とクジラがいっぱい。
イ・ジュノの仮想インスタグラム
イ·ジュノのインスタグラムIDは【leejunho_94】。
IDから推測すると、ドラマの中のイ・ジュノは1994年生まれ、今年で29歳と推定される。
フィードは26個。 フォロー66人、フォロワー118人。イ・ジュノのフィードはウ·ヨンウと関連したものがほとんど。
ウ·ヨンウと初めて会った法律事務所ビルの回転ドア、ウ·ヨンウにプレゼントしたかわいい海の照明、江華島の落照村、会議室のクジラのイメージなどをアップロードしている。
クォン・ミヌの仮想インスタグラム
インスタグラムIDは【kwon.MW】
“法務法人ハンバダ、クォン·ミヌ弁護士”
“人生は決して公平ではない”
ハンパダ所属であることを強調する自意識の強い写真。
“権謀術数(クォンモスルス)”らしい紹介文(笑) 少ないフォロワーで多くの人をフォローしていて何をしても面白い(笑)
チェ・スヨンの仮想インスタグラム
インスタグラムIDは【Sunshine.choi】
太陽の形の絵文字と花の写真で飾られたプロフィール。
トン・グラミの仮想インスタグラム
インスタグラムIDは【circle_dong】
“トン to the グ to the ラミー”という紹介文。フォロワーの多い陽キャスタイルだ。丸海苔巻きの写真と丸がいっぱいの部屋の写真。
チョン・ミョンソクの仮想インスタグラム
インスタグラムIDは【myungseok.J】。
英語の名前がIDで、紹介文は韓国語の名前。すっきりと写真だけ載せている。
ーーー ※注意※ ここからはネタバレを含みます ーーー
追加で公開されたウ・ヨンウとイ・ジュノのラブスタグラム
イメージ:ウヨンウのデートTO DO LIST。
ウ·ヨンウ “夏休みは済州道・西帰浦市大静邑にサンパル、チュンサム、ボクスンを見に行く予定です。 野生イルカは康寧、牛島、城山だけでなく済州島全域に移動しています”
イ·ジュノ “済州のり巻きのおいしいお店を探してみます”
チョン·ミョンソク弁護士 “ウ·ヨンウ弁護士は夏休みがありません”
ーーー ネタバレ終わり ーーー
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