事前情報を調べてみたので、これからは本格的にドラマについて話す時間だよ!2回に分けて人物関係図と共にどんな俳優たちが出演したのか調べてみよう!リアルな演技力で校内暴力をうまく演じた俳優たち~!
学生時代の子役と成人俳優がとてもよくマッチしていて比較してみる面白さがあるよ(笑) ここからはネタバレがあるかもしれないから気をつけて!
被害者と協力者たち
社会的な話題である校内暴力という素材を、精巧で明確な脚本と演出、俳優たちの演技で完成させた『ザ·グローリー』に、視聴者たちは賛辞を送っている。
特に、“私的な復讐” のため、主人公と復讐の過程に対する共感が必ず必要だったが、立派な演技で視聴者が被害者の復讐を拒否しないようにしてくれた俳優たちについて調べた。
学生時代の俳優までいて出演者が多いので、主要人物だけ見てみよう~!
ムン・ドンウン
『ザ·グローリー』の主人公 / 現・セミョン小学校教師
建築家を夢見るも、高校時代の貧しさを理由に残忍な校内暴力に遭い退学した後、死ぬもの狂いで教師になり、加害者と傍観者たちへの復讐を計画する人物。
校内暴力のトラウマによって、ムン·ドンウンは燃える匂いや燃える音に対するトラウマがあり、食事も主にキンパ(のり巻き)を食べ、いつも黒い服を着ている。
また、物が割れる音とカメラのシャッター音にもトラウマが残っているが、これはユン·ソヒの墜落を目撃した瞬間と、保健室の先生がカメラで証拠写真を撮ってくれた瞬間の苦痛だった記憶のためだと見られる。
ソン·ヘギョは2000年代初め、別名 “テヘジ(태혜지)(キム·テヒ、ソン·ヘギョ、チョン·ジヒョン)” と呼ばれた韓国3大女神の1人で、『秋の童話』(2000)、『オールイン』(2003)、『フルハウス』(2004)、『太陽の末裔』(2016)など、歴代級作品に出演した韓国ドラマの女王だ。
特に、作品選びが得意なことで有名だが、キム·ウンスク作家とは2016年の『太陽の末裔』以来約7年ぶりに再会。
復讐物のジャンルはキム·ウンスク作家にも挑戦だったが、メロドラマ俳優として刻印された俳優ソン·ヘギョも挑戦的な作品だった。
実は、キム·ウンスク作家の作品なら絶対やらないと(笑)
怒りと憎悪で光のない極夜の時間を耐えてきたムン·ドンウン役のソン·ヘギョは、ドラマ公開後話題だった「かっこいい~ヨンジン~!(멋지다~ 연진아~!)」のシーンの撮影ビハインドを明らかにした。
加害者たちに初めて会うシーンだったが、台本には狂ったようにしろとだけ書かれていたという。
どの程度のレベルなのか分からなかったが、アン·ギルホ監督が近づいてきて、「もっと狂ったようにしてほしい」と言われて出たシーンだそうだ。
なんかムン·ドンウンには似合わなくてぎこちないような気がしながらも、本当に狂ったように見えてよりリアルな感じというか(笑)
特に視聴者の心を痛めた露出シーンを準備するためにソン·ヘギョは2ヶ月間こんにゃくご飯だけを食べながら痩せたという。
ムン·ドンウンというキャラクターを演じてからは、綺麗でなければならないという考えは全くなかったというが、そのせいかソン·ジュンギと離婚後、とてもやつれたのではないかという意見まで出ている状況。
パク·ヨンジン(加害者主格)との年齢差のせいで、集中できないという酷評まで出ているが、それだけ本当の “ムン·ドンウン” に近い役割を果たしたと思う。
むしろ役に対する準備をよくしたという賞賛ではないだろうか。あまりにもやつれてあんな外見だなんてㅠㅠ
ドンウン、私はあなたが演技が上手だったと思うよ~ブラボ~!(笑)
デビュー作の『メイクイーン』でフィギュアスケートをするシーンが出てくるが、ムン·ドンウン役のソン·ヘギョとチョン·ジソはどちらも俳優デビュー前にフィギュア選手として活動した経歴がある。
それから大学1年生で中退ということで、1年生の時は休学できないということでやむを得ず自主退学したという。
映画にキャスティングされたためだが、外部に言えない状況なので自主退学したら、周りから不思議に思われたとのこと。その映画がまさにポン·ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)だ。
映画『パラサイト』で家庭教師を受けていた娘、パク·ダヘが俳優チョン·ジソだ(笑)
『パラサイト』のような機会は誰でも挑戦出来るものではないと、自主退学決定に後悔はないというチョン·ジソは『パラサイト』とドラマ『謗法~運命を変える方法~』(2020)の相次ぐヒットのおかげか、俳優のキム·ソヘ、チョ·イヒョンと共に、1999年生まれの女優トロイカと呼ばれている。
ソン·ヘギョとチョン·ジソは他の俳優たちに比べて小柄で背が低く、きれいで清純なイメージの外見で、ムン·ドンウンを演じたソン·ヘギョとチョン·ジソの雰囲気があまりにも似ていて、『ザ·グローリー』の視聴者の没入感を高める立役者の1人だ。
加害者5人組の俳優たちの実際の年齢を比較すると、子役の場合、チョン·ジソが1番若いが、成人役は正反対にソン·ヘギョが1番年上。
ソンヘギョの歳があちこちから出てくる状況(笑)
そして俳優のチョン·ジソはとても変わった好みの持ち主で有名だ。
映画のPRの放送中、少女時代のソヒョンがチョン·ジソに電話をかけた時、携帯電話の呼び出し音がドラマ『野人時代』(2002)のOSTで有名な歌手カン·ソンの「野人」ですごく話題になった。
ちなみにドラマ『野人時代』はおじさんたちが好きだった古いドラマ。
今は変なトロットの歌に変わったそうだが、2021年に撤退したLG電子の携帯電話を未だに使っていることが知られ、もう一度話題になった。そこに厚い財布型スマホケースまで。
何か独特な性格であることは明らかだ(笑)
韓国でLGフォンを、それも若い女性が!!(笑) お母さんたちもあまり使わない財布型ケースまで(笑)
チュ・ヨジョン
大型病院長夫婦の一人息子 / 現・チュ·ヨジョン整形外科院長
ムン·ドンウンとは逆に裕福な環境の整った家で育ち、明るい性格に見えるが、医師だった父親の死による苦痛とさらなる復讐を夢見ている人物。
ムン·ドンウンの復讐を手伝うことを決心し、セミョン市に整形外科を開院した。
“ヨジョン(여정)”は韓国では少し女性らしい名前だが、ムン·ドンウンの復讐を完成させるための”旅程(여정:ヨジョン)”を一緒にするからだと思われる。 パート2では重要な役割を果たすと予想中。
設定上、チュ·ヨジョンはムン·ドンウンより2歳年下だが、実際の俳優たちは14歳差。
ムン·ドンウンとの関係が弟や甥っ子のような感じがするという評価が多い(笑)
2019年、歌手IU主演の人気ドラマ『ホテルデルーナ』(2019)で高句麗の貴族の子孫である “コ·チョンミョン” を演じて名前が知られるようになった。放送に出るだけでリアルタイム検索語1位になるほどの人気。
その後、ドラマ『18アゲイン』(2020)では自分の色をはっきりと見せ、Netflixドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』(2020)ではリーダーのイ·ウニョクの冷徹で現実的な性格をよく消化したという評価。
特に中低音の声が魅力的な俳優だが、今の中低音は犬の呼吸?などの発声法で作ったものだそう。前はハイトーンの声だったそうだ。
イ·ドヒョンは『ザ·グローリー』で、ドラマ全体が殴ったり悪口を言ったり血が出て、不倫が出て、自分とムン·ドンウンの場面だけメロドラマを撮っているような感じがして混乱したと明らかにした。
女性ファンの立場で残念なニュースとしては、今年上半期中に入隊予定だというニュース。入隊日はまだ決まっていないが、3月までに予定されている今年の全ての撮影を終えた後、軍入隊を準備するということだ。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のカン・テオもだったが、よりによって軍入隊前のドラマがヒット(笑)
人気の時に稼がないといけないのに、かわいそうなタイミング(笑)
カン・ヒョンナム
ムン·ドンウンの共謀者 / チョン·セミョン財団理事長の家事手伝い
セミョン財団理事長のキム·シンテの家事手伝いだったが、夫の家庭内暴力から娘を守るためにムン·ドンウンに共謀を提案した。
ムン・ドンウンに協力する見返りに夫の死を望んでいる。
写真撮影や尾行も未熟だったが、時間が経つにつれて様々な功績を立てる人物で、家庭内暴力の被害者とは信じられないほど明るくて朗らかな性格の持ち主。
ドラマでムン·ドンウンを笑わせるところだった唯一の人物(笑)
俳優ヨム·ヘランは元々国語教師が夢で国語国文学を専攻し、1999年大学路(テハンノ)でアルバイトをしていたが劇団団員募集公告に志願して合格し俳優の道に入った。
※大学路(テハンノ):ソウル恵化洞周辺に大学が多くてできた道路。韓国で演劇やミュージカル公演が多いところ。
2003年、演劇『이爾』でヨム·ヘランの演技を見たある映画監督が自分の映画に出演を提案し、映画界にデビューすることになった。
その監督はポン·ジュノ監督で、2003年の映画『殺人の追憶』でソヒョンの母親役で映画デビュー。
当時、ヨム·ヘランは脇役なのにポン·ジュノ監督が直接名前を呼んで気遣ってくれて感動したという。
また、ポンジュノ!ポン・ジュノ監督が演劇界から連れてきた俳優が多いよ(笑)
その後、ヨム·ヘランはドラマ『トッケビ』(2016)で、主人公ウンタク(キム·ゴウン)の悪毒な叔母役を完璧に演じ、本格的に名を馳せ、映画『アイ·キャン·スピーク』(2017)、『無垢なる証人』(2019)、『ガール·コップス』(2019)、ドラマ『刑務所のルールブック』(2017)、『ライブ~君こそが生きる理由~』(2018)、『椿の花咲く頃』(2019) などで卓越したキャラクター消化力と存在感を発揮してきた。
ヨム·ヘランは2020年ドラマ『悪霊狩猟団: カウンターズ』チュ·メオク役で2021年百想芸術大賞で女性助演賞を受賞。
本当に多作な俳優だが、演技が上手で飽きない俳優!
キム·ウンスク作家は製作発表会で「カン·ヒョンナムはヨム·ヘランを念頭に置いて書いた人物だ。 心の中で最初のキャスティングだった」と言うほど力を入れたキャラクターだと話した。
2人は『トッケビ』以来2度目の出会い。
ヨム·ヘランは「私は殴られているが明るい女だ」という台詞のように、カン·ヒョンナムの明るくて肯定的な面貌のおかげで大変な状況を耐えられたようだと話した。
被害者キャラクターだが、あまりにも多様な色があって線を守りながら演技するのが難しかったとも告白。
演技が上手な俳優たちを見れば、実力を積んでいく過程が皆容易ではなさそうだ。
そして、実力があっても跳躍できる “チャンス” によく出会わなければならないような気もするし。
偶然の機会を得た俳優ヨム·ヘランも果敢な選択をしたチョン·ジソも、その機会をつかむほどの実力があったからこそ、今まで続くことができたのだろう。
紹介した量が意外と多くなったので、加害者の人物紹介は分けてアップするよ。
加害者たちも熱心に調べて紹介するね!では、これで~!
人物関係図
一文で表現する人物関係
【 主人公ムン・ドンウンとの関係整理 】
チュ·ヨジョン | 連帯と恋愛の中間のどこか |
カン·ヒョンナム | お互いの目的のために会ったが積み重なっていく連帯 |
パク・ヨンジン | 復讐すべき対象① 自分に地獄をプレゼントした対象で、自分が地獄をプレゼントする対象 |
チョン·ジェジュン | 復讐すべき対象➁ |
イ・サラ | 復讐すべき対象③ |
チェ·ヘジョン | 復讐すべき対象④ |
ソン·ミョンオ | 復讐すべき対象⑤ |
ハ·ドヨン | パク·ヨンジンを脅かすために必要な人物① |
ハ·イェソル | パク·ヨンジンを脅かすために必要な人物➁ |