5話のメインストーリーはあまりにも現実的だが、ぺコムが選んだウ·ヨンウシリーズ全体の最高の名場面と名台詞が出てきて、1番面白い場面まで、必ず見なければならないポイントが多い回だよ(笑)
ウ・ヨンウが持ち歩いてた裁判用の槌の正体も一緒に紹介するよ!
誰が嘘をついているだろうか
権謀術数の登場
今回の依頼人は、“イファATM”。銀行のATM機器を作る会社で、事件には3社が登場する。
ATM機器の核心付属の現金保管カセットを新たに開発したという会社 “イファ”、そして同じ技術のカセットを発売して複数の銀行と契約までした会社 “クムガン” 、数年前に同じ種類のカセットを先に発売したが倒産した会社 “リーダーズ”。
イファATMでは、自分たちが先に特許(実用新案)申請を先にしたとし、特許を侵害したライバル会社であるクムガンを相手に販売禁止仮処分訴訟を申請した。
*販売禁止仮処分訴訟:裁判の最終判決が下される前に優先的に販売中止を要請すること
チェ·スヨンはウ·ヨンウがイファ事件をクォン·ミヌと共に引き受けることになったことを伝え、学生時代のニックネームが “権謀術数クォン·ミヌ” だったので気をつけろと教えてくれた。
しかし、クォン·ミヌの権謀術数はすでに始まっていた。依頼人とのミーティング時間も資料も事前に知らせてくれなかったので、ウ·ヨンウは何の準備もなしに会議に参加することになった。
どこか図々しく見える依頼人ファン·ドゥヨン部長は、ウ·ヨンウの存在は全く気にせず、韓国男性特有の “軍隊の話で親睦を深める” が始まると、ウ·ヨンウは対話に割り込む余地がさらになくなった。
社会生活で初対面の人たちと自然な対話を助けてくれるという長所もあるので、悪習や弊害と呼ぶのは少し曖昧だよ。喫煙者同士でタバコを吸いながら会話を交わす “ タバコタイム” と “ 軍隊の話 ”は、韓国の男性の間では必須の親睦方法の1つなんだ。
北朝鮮に近い休戦ライン地域には、当然ながら最も強い師団(部隊)が配置されているが、その中でも有名ないくつかの師団を韓国では “メーカー(ブランド)師団” と呼ぶ。
メーカー師団は名声を維持するためにさらにきつい訓練をさせるので、その部隊に配置された一般兵士たちの立場では地獄のようなところだ。
チョン・ミョンソク弁護士の “前世に7つの罪を犯してこそ行けるという伝説の7師団” のように各師団の特徴に合わせた悪名で呼ばれている。
ファン·ドゥヨン部長の言葉のように、イ·ジュノのような背が高くて丈夫な男性は海兵隊に行かせて、少なくとも20年は閉じ込めて社会に出てこないようにしなけれならない(笑) 韓国の女性たちの理想だけ高くなるから!!!(笑)
引き続き、イファのファン·ドゥヨン部長とチョン·ミョンソクの対話にテサンとハンバダのライバル関係が出てくる。
“法律事務所で言えば、ハンパダとテサン”
“海や山か?”
“ジャージャー麵かちゃんぽんか?”
“かけて食べるか?つけて食べるか?”
(中華料理のタンスユッの食べ方論争)
しかしウ・ヨンウ1人だけクジラで比較をした(笑)
“シロナガスクジラか?ザトウクジラか?”
ウヨンウ(笑)なんでそこでクジラが出てくるの(笑) ジャージャー麺vsチャンポン、フライドチキンvsヤンニョムチキン、酢豚をかけるvsつけて食べるなどは韓国料理の代表的な論争だよ(笑)
ピノキオを探せ
結局、今回の話の核心はイファATMの独創的な技術をライバルであるクムガンが盗んだため、販売を中止させなければならないということだ。
しかし、初裁判からイファATMが独自の技術を開発したのか疑問が生じたウ·ヨンウと、依頼人の利益だけを考えろというクォン·ミヌは意見衝突を起こす。
イファATMだけの独創的な技術でもなく、韓国での初の発売でもない状況で、ウ·ヨンウは依頼人のイファATMのために証人と参考人の違いを教え、参考人の “演技” 指導までしなければならなかった。
偽証罪で処罰されないということは、嘘をついてもいいという一種の “信号” になるからだ。
ウ·ヨンウは結局、嘘をつくピノキオを探さなければならないのではなく、ピノキオの嘘を隠さなければならない状況になったのだ。
フェアプレー
真実のハンマー
イファの裁判でもハンバダ内部のクォン·ミヌともフェアプレーが通じない、リアルな現実世界に接したウ·ヨンウは真と偽りの混乱に陥った。
もどかしいウ·ヨンウはトン・グラミと “あっちむいてほい” をすることになり、ゲームを通じてでも真実と偽りの区分をしてみようと思ったのだ。
真実のハンマーは真実と嘘を教えてくれるだろうか?
色々な嘘の見分け方も習ったが、他人との関係で成り立った世の中は自閉スペクトラム症のウ·ヨンウが適応するのは難しい世の中だ。
사람들이 나와는 다른 생각을 할 수 있다는 거, 다른 의도를 갖고 날 속일 수도 있다는 걸 머리로는 이해하지만 자꾸만 잊어버려요.
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 ウ・ヨンウ
人は私とは違う考えができるということ、他の意図を持って私を騙すこともできるということを頭では理解しても、よく忘れます。
自閉スペクトラム症の現実を知らせるウ·ヨンウの淡々とした台詞の後に続いたイ·ジュノとのあっちむいてホイゲームの練習。
이준호는 우영우를 좋아한다, 사실입니까?
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 ウ・ヨンウ
イ・ジュノはウ・ヨンウが好きだ 本当ですか?
慌てたが切ない表情で雰囲気を転換させるイ・ジュノで締めくくり。
急な質問すぎるよ ウヨンウ(笑) そしてイ・ジュノはなんで返事ができないんだよ~返事を避けるんだよ~(笑)
おまけ:おばさんがキンパの価格に抗議した理由
“ウ·ヨンウキンパ” を訪問したおばさんのお客さんが、キンパの価格が高いと不平を言うと、真実ゲームにはまっていたウ·ヨンウは真実のハンマーを持って父親に質問する。
방금, 속으로 저 여성이 진상이라고 생각했습니까?
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 ウ・ヨンウ
今、心の中であの女性が厄介な客だと思いましたか?
全部聞こえるじゃん(笑) 小さく言うとかさ!(笑) ウ·ヨンウ、空気読んで!(ペンス風)
둘이 뭐야? 아저씨 딸이야? 딸 입 빌려서 손님한테 욕 한거야 지금?
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 お客さん
2人は何?おじさんの娘? 娘の口を借りてお客さんに悪口を言ったの?
딸 아니에요~ 손님도 이만 나가세요
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 ウ・グァンホ
娘じゃないですよ お客さんももう出て行ってください
네… 아저씨~
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 ウ・ヨンウ
はい、おじさん
お客さんももう出ていって下さいという言葉に困惑するウ・ヨンウの表情がすごく面白かった(笑) 最後の挨拶も(笑)
この場面をもう1度見ると、ウ·ヨンウの視線で眺めたウ·グァンホの顔の場面で揺れるカメラワークまで非常に繊細に撮影された場面だ。次の場面では、また安定した画面に戻っている。
真実と偽りの見分けが難しいウ·ヨンウがこの瞬間、多く悩んだことを表す場面で、ウ·ヨンウは前日習った通りウ·グァンホの眉間がよる姿を見て、父親の発言を偽りと判断し同調したものと見られる。
単純に面白い場面ではなく繊細な演出でウ·ヨンウが “偽り” の世界に適応して学んでいく過程を見せているのだ。
“ウ·ヨンウ父娘詐欺団” が誕生したこの場面で、私たちはお客さんのおばさんは朝からなぜそんなに怒ったのかも考えなければならない。
아니 무슨 김밥이 3500원 4000원씩이나 해~
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』5話 お客さん
いや、たかがキンパが3500ウォン、4000ウォンもするの?
価格表だけ見れば、ソウルと思われるウ·ヨンウの家の位置上、町のキンパ店の価格では平均価格だと思われる。
しかし、“ネチズン捜査隊” が発見したテーブルの上の注文票の価格を見ると話が変わるが、壁にあるメニューの価格が注文表の価格より全体的に1000ウォンずつ高いのだ。
値上げしたばかりの店では、こういうことがたまにあるが、それならむしろあのおばさんは厄介な客ではなく、むしろ常連客だったのだ。
よく食べていたキンパの価格が急に1000ウォンも上がったので、ある程度不平を言うことも理解できる状況。
そこに2話でウ・ヨンウが言ったキンパのハムを美味しくないものに変えた状況まで含めると、ウ·グァンホはキンパの原価を下げるために努力中かもしれないので、常連客はイライラするかもしれない(笑) 味は落ちたのに価格は上がった?
最近の急激なインフレを見せてくれるリアルな現実考証かもしれない場面(笑)
最近値上げしてなかったら、本当に”父娘詐欺団”がぴったりかもしれないんだよ(笑)
おまけ:真実のハンマーはどこから出たのだろうか
トン・グラミとあっちむいてほいゲームをして以来、ウ·ヨンウはずっと真実の槌(ガベル)を持ち歩いてたから、私は当然、どこでミニ?判事棒を手に入れてきたのかと思った。
ところでネチズンたちが見つけた場面をよく見ると判事棒ではなくトンカツを叩く肉叩き(笑)
トン・グラミがバイト先の店から盗んできたんだよ(笑)
ウ・ヨンウの後ろの店長の行動を見ると、このドラマがすごく細かい部分まで気を使ったということが分かる場面だよ。トンカツの肉のにハンマーにお玉まで(笑) 明日はウ・ヨンウシリーズ最高の名場面とセリフで会いに来るから待っててね~★