民防衛シリーズ①・②の記事では、韓国の休戦状況と民間防衛訓練について解説してきたよ。今回は現在、韓国に迫っている深刻な危機状況により、女性徴兵と服務期間の延長が必要な理由を紹介するよ!
訓練と実際の状況を区別する方法
もし皆さんが、韓国に住んだり旅行中に何の備えもない状態で、サイレンの音を聞いたら誰もが驚だろう。
突然、地下鉄に銃を持った軍人たちが駆け込んだり、患者を運んでいると、戦争じゃなくても、実際の状況なのか訓練なのか戸惑うのだ。
道路には消防車と軍用車両までサイレンを鳴らして走り回っていたら、韓国人も混乱するよ(笑)
前回の記事で1つのコツを教えた。
サイレンが鳴っても、14時なら? その日が15日前後なら?それは、“民防衛訓練”~!
しかし、この方法は一旦サイレンが鳴ってからしか分からない方法なので、さらに早く民防衛訓練だと気づくコツを教える。
街に上の写真の黄色の民防衛の服装をした人たちが、朝から忙しく歩き回るのを確認する方法があり、それよりも前もって分かる方法は、道路の街灯を確認すれば分かる。
“ 民防衛旗 ”
普通は民防衛訓練がある週初めに、あらかじめ道路沿いに掲揚するので、もし韓国の街を歩いた時にに、大通り沿いに民防衛旗がかかっていれば、その週に民防衛訓練があるという意味だ。
このような状況を事前に知っていると、下記の写真のように訓練の様子自体を見物する新しい “安保観光” が楽しめるのでチェックしておこう(笑)
無料体験だって!無料~!(笑)
おそらく日本人はよく聞くかもしれないが、サイレンの音は思ったより大きく不気味だ。
じっと聞いていると、本当にすぐにでも戦争が起きそうな感じというか。
軍の除隊後、休戦状況に対する認識はかなり鈍くなったが、サイレンは毎回適応できない(笑)
ちなみに本当に “韓国のすべてが止まる” わけではないので、病院は正常に診療をし、地下鉄、鉄道、高速化道路、航空機、船舶などはほとんど訓練から除外されるのであまり心配しなくても良い。
韓国のサイレンの音を体験して次に進もう~!
ーーー 音 に 注 意 ーーー
国は男だけが守るの? 伝説の小学生物語
上の左側の写真は、民防衛訓練と軍人の各種訓練を語る時、韓国の男性の間では有名な写真の1つだ。
都心で訓練中の軍人を通りかかった小学生が笑いながら通り過ぎる瞬間。
あの小学生は自分が成人になった時には、韓国が統一されて軍人が必要ないと思ったはずだ。
なんでかって?私も幼い頃そうだったから(笑)
30年前の小学生も、20年前の小学生も、10年前の小学生も “韓国の統一” を夢見ただろうが、2022年現在、依然として統一はされていない。
そのおかげで伝説の場面を残したあの小学生(左)は右の写真の軍人(右)になり、今はすでに除隊しているはずだ。
韓国人なら、韓国人男性なら、誰もが経験しなければならない “ 宿命 ” 。
成人になって軍隊に行く時期が近づくと、ようやく韓国の男性の人生について悟るようになるのだ。
「お母さん、私はどうして韓国で生まれたんですか?」と(笑)
“ 国防の義務 ”
憲法第39条『すべての国民は法律の定めるところにより国防の義務を負う』
幼い頃から国民の4大義務(教育、勤労、納税、国防)を学んできたが、なぜ男性だけが憲法の “すべての国民” に含まれるのか疑問と懐疑を抱き始める時期だ。
もし、部隊で悪魔の幹部や狂った先輩軍人に会うことになれば、苦痛の時間の間、ずっと脱走を夢見たりもする。自分の人生をかけた葛藤の時間。
脱走すれば、目の前の苦痛からは脱することができるが、自分の人生が根こそぎ揺れるからだ。
結局、長い人生のために我慢して、また我慢しなければならないのだ!
女性徴兵と兵役期間延長が必要な理由
国防の義務に含まれた “兵役の義務” を終えてからも、20年余り、予備軍と民防衛委員会に時間を投資しなければならない韓国人男性の立場では、それもまた、さらに我慢しなければならない。
しかし軍隊を論外にしても民防衛制度までは理解しにくい部分が多い。
“非常対策資源管理法施行規則” には明らかに “ 性別不問の20歳から60歳までの国民 ”を国家非常時に動員できるとなっているのだ。しかし、実際は男性だけ動員中。
軍生活までは難しくても、年に1、2回教育を受ける程度は女性たちも十分にできるし、安保と関連した教育は女性たちがもっと必要なのではないかという不満が生じるのだ。
徴兵制も個人の自由を侵害する悪法だという論難が依然として続いており、違憲裁判も続いているが、
未だに北朝鮮の存在により “休戦” 状態の韓国では、継続的に “合憲” 判決が下されている。
しかし、女性兵役の義務問題においては、これからは本当に真剣に悩み始めるべき時期になったのは事実だ。
これは男性の単なる不満の不平ではなく、韓国で流行中のフェミニズムに対する反発でもない。
非常に深刻に国家の未来に対する危機が近づいているからだ。
“ 少子化 ”
皆さんもニュースでよく聞いたことがある韓国の持続的な少子化によって、来年の2023年からは軍入隊に必要な人員が毎年2~3万人ずつ不足する見通しだ。
そして3年後の2025年には2020年対比11万人の人員が不足している。 凄まじい速度。
男女間の問題ではなく、目の前に迫った韓国の安保の現実だ。
軍人があまりにも足りない!
北朝鮮の存在は相変わらずだが、韓国はこれをどのように解決するのか?
まず、68万人の大軍を誇っていた韓国軍の規模は、現在50万人台に突入した状態で、これまで着実に短縮されてきた軍服務期間が再び伸ばすことを検討中だ。
韓流ファンたちが好きな芸能人たちが軍隊に行ったらこれからはもっと長く会えないという意味だよ(笑)
だからといって軍事政権時代のように、頑なに服務期間を延ばすことができない時代なので、この方法には限界があって、下した緊急処方は “身体検査基準の緩和” だ。
以前なら現役兵の対象ではなかった人たちも現役兵として入隊するということで、もう数年間実施されている。
一言で言えば、従来は免除を受けた “病気の人も軍隊に行かなければならない”という意味だ。
従来の視力部分-屈折異常(近視、遠視)や、過体重あるいは体重不足-体質量指数(BMI)、足裏-扁平足などの判定基準が大幅に強化され、既に現役入隊の対象者が多くなっている。
特にこれまで高校中退以下の人は身体等級に関係なく現役から排除されていたが、2021年からは学歴に関係なく現役兵入隊対象だ。
また、これまで若い組織暴力団や芸能人たちが現役兵を避けるためにしてきたタトゥーも、タトゥーに対する否定的認識が減った時代状況を反映し、体にタトゥーが多くても現役兵入隊の対象。
これからは目であれ、体重であれ、学歴であれ、組織暴力団であれ、関係なく軍隊に入らなければならないということだ。
さらに精神科的な病気まで考慮すれば、話が本当に複雑になるんだけど、これは次の記事で書くね!最後におまけで間違い探しを準備したよ!
おまけ★隠れた軍人を探せ!
写真の中に軍人は何人いるでしょうか?
答えは下へスクロールしてね~
正解は4人!4番がちょっと難しかったね(笑) みんなお疲れ様~!