『イルタ・スキャンダル』の解説は主要ポイントと背景説明を中心に行う予定だよ! もう最終回を控えているから、最近の回の内容から話してみるよ。その1つ目はついに正体が明らかになったチ·ドンヒとチョン·ジョンリョルだよ~!
チェ·チヨルとつながった2人が怒った理由を先に把握してみよう!ドラマのネタバレ注意!
チェ·チヨルの過去
チョン·スヒョンとチェ·チヨル
家の事情が良くなかったチェ·チヨルは教師任用試験を準備していたが父親が亡くなり、塾講師として働いていたと見られる。
10年前、テンテン学院で “スリキング(수리킹:数理king)” という講師の助手として働いていたが、チョン·スヒョンという学生がチェ·チヨルをとても頼っていた。
父親がいない片親家庭のチョン·スヒョンは、外国語高校に入学するほど勉強が出来たが、母親の過度な教育熱に苦しんでいたから。
普通、科学高校、外国語高校、国際高校、マイスター高校、芸術高校などの特殊目的高校は最上位圏の生徒が進学する学校だよ。
数理キングは外国語高校の教務部長を通じて学校の試験問題を流出したが、チョン·スヒョンの母親もまたこの流出に加担した状態。
どれだけ多くの人が関与したかは分からないが、チョン·スヒョンが自主申告をして事件が大きくなった。
この事実を知ったチェ·チヨルが数理キングに問い詰めたが、自分も知らないうちに中間連絡策の役割をするようになったチェ·チヨルは立場が苦しくなった。
説明会のためという言葉に騙され、外国語高校の教師である友人のチョン·ジョンリョルに教務部長の連絡先をもらって数理キングに教えた人がチェ·チヨルだからだ。
チ·ドンヒとチェ·チヨル
チェ·チヨルは学院界の影響力が大きいスリキングの脅迫とチョン·スヒョンが体験することになる状況を考慮し、事件を公論化することもできないまま学院から解雇され地方に行った。
学生たちの間で噂が広がり頼りにしていたチェ·チヨルさえいないチョン·スヒョンは申し訳ないと圧迫感に自ら良くない選択をすることになったが、チェ·チヨルからもらった万年筆を弟に自慢するほど兄妹の仲は良かったと見られる。
遅れて訪ねてきたチェ·チヨルが会ったチョン·スヒョンの弟がチョン·ソンヒョン。
チョン·ソンヒョンは後に母親が死亡した事件の犯人と疑われることになるが、その後失踪したと知られたチョン·ソンヒョンが今のチ·ドンヒ室長。
警察が依然として疑っているが、最高裁判決文には “証拠不十分” な状況。
ここから少しネタバレがあります
12話の進行中でも、チ·ドンヒではないかも?という意見があったが、パチンコ玉を受けた家の机の上に数学と摂食障害に対する書籍があって万年筆が出てくること、前の場面の塾の試験紙にチ·ドンヒがサインする時に使ったオレンジブラウンの万年筆を見れば、チ·ドンヒに違いないだろう(笑)
ネタバレ終わり
事件後、塾の仕事だけに没頭しながら生きてきただろうチェ·チヨルは、自分がチョン·スヒョンに渡した万年筆を覚えていないだろう。
その程度の状況だったので “최치열라짱나(チェ·チヨルラチャンナ)” が書いた文を見て初めてチョン·スヒョン事件の情況を知ったほどだからだ。
怒りの理由
チ·ドンヒはどうしたんだろう?
ここから少しネタバレがあります
チ·ドンヒは姉にありがたい先生だったチェ·チヨルを助けたかったようだ。
チェ·チヨルの気難しい性格の理由が、自分の姉のことでまともに眠れず苦しんでいるためであることが分かったため、さらにほっておけなかったのだろう。
それによって摂食障害まで患っているチェ·チヨルに最善を尽くして保護しようとしたのだろう。
それでチェ·チヨルをいじめる人たちを除去してきたはずだが、ではナム・ヘンソンにはなぜそうしたのだろうか?という疑問が残る。
摂食障害に苦しんでいたチェ·チヨルの食事問題も解決し、性格までも変わらせた人なのに、なぜ憎むのだろうか。
チェ·チヨルに対する愛情ならナム・ヘンソンも同じ味方じゃないか~(笑)
携帯電話問題があったドラマの序盤に、ナム·ヘンソンの惣菜屋をテロしたりはしたが、誤解が解けた後は誰よりも親切で優しい表情だったチ·ドンヒは、チェ·チヨルとナム·ヘンソンが近づくにつれ変わり始めた。
チェ·チヨルがナム・ヘンソンにハマるほど、一番大きな変化はチェ·チヨルの “寝る姿” だった。
チェ·チヨルが睡眠薬なしで寝る場面が多く出るほど、今までの悪夢は消えていたが、12話の車の中の対話場面でチ·ドンヒは最後の確認をする。
그러고 보니까 요즘 그 여학생 꿈도 잘 안 꾸시나 봐요?
『イルタ・スキャンダル』チ・ドンヒ
そういえば最近あの女学生の夢もあまり見ないようですね?
なんか殺伐として怖い質問(笑) デスノートにナム·ヘンソンの名前が書かれた瞬間ㅠㅠ
ネタバレ終わり
チェ·チヨルから姉の存在が消えるようになったきっかけのナム・ヘンソンは除去対象になったのだ。
ノグン路の極端ママ(극성맘)の1人だった実母の情緒的虐待の中で、お互いを頼りに暮らしていたチョン·スヒョン、チョン·ソンヒョン兄妹の関係は、姉の死後、チェ·チヨルに対する執着に変わっていたが、自分の役割が大きくなるためには “不幸なチェ·チヨル” を前提にしていると見なければならない。
チェ·チヨルの面倒を見なければならないのに、自分の存在が必要ない安らかで幸せなチェ·チヨルになってはならないのだ。
こういう心理のことを “ホワイトナイト症候群” と呼ぶんだって。
教師チョン·ジョンリョルが怒った本当の理由
チェ·チヨルの大学同期だったチョン·ジョンリョルは、チョン·スヒョン死亡事件以後、チェ·チヨルを非常に軽蔑した。
しかし、当時教務部長の電話番号を教えてくれただけでは行き過ぎではないかという気もする。チェ·チヨルも故意ではなかったから。
もちろん自分が教えてくれた電話番号から始まった事件のせいでチョンスヒョンの死まで至ったので罪悪感を持っていると言ったが、
チョン·ジョンリョルが一番怒っていた部分は、チェ·チヨルが自分に電話番号を聞いた行為に対する怒りではなく、チェ·チヨルの潜伏のためと見られる。
序盤はチェ·チヨルをひどく嫌悪しすぎて、”최치열라짱나(チェチヨルラチャンナ)” みたいな劣等感?とも考えられたが、その後現れるチョン·ジョンリョルの姿を見ると理解できる部分がある。
チョン·ジョンリョルは負傷で彷徨うソ·ゴヌに心からの助言をしてくれる教師であり、教務室の場面で教務部長がナム・ヘイの悪口を言う時も同調しなかった。
特に飲み会で大学同期たちが皆チェ·チヨルの悪口を言う時にも、黙々と酒ばかり飲んでいた姿がチョン·ジョンリョルの性格を見せてくれると思う。
以後、チェ·チヨルとお酒を飲む時に言った言葉「僕は自分の子たちを愛してる」のように、チョン·ジョンリョルは生徒たちを愛する使命感のある教師なのだ。
そんなチョン·ジョンリョルだったら自分の弟子だったチョン·スヒョンが試験用紙流出事件で苦しんだ時、教師として何とか収拾しようとしたのに、
この過程で重要な証人になれるチェ·チヨルは連絡も取れない状況で学生が死亡したので怒りが爆発したと見られる。
チョン·ジョンリョルは「なぜ電話番号を教えたの!」ではなく「お前は教師として責任を果たさずに逃げた!」という話をしたかったのだ。
結局、チョン·ジョンリョルが過度に怒った理由は、使命感と責任感からではないかと思う。
チョン·ソンヒョンの判決についての話がよく出てくるが、ソンジェのお母さんが当時の事件の弁護士かもしれないという鳥肌が立つ予想もある(笑)
チョン·スヒョンとイ·ソンジェの平行理論
ウリム高校教務部長の訴訟を助けたチャン·ソジンは、息子のイ·ソンジェに国語科目の予想問題用紙を渡し、その資料を一緒に共有したナム・ヘイは、学校の試験用紙を受け取り驚いた表情をした。
“ 試験用紙流出 ”
何かおかしいと気づいたナム・ヘイとイ·ソンジェは、大きな衝撃に陥って不安に思っているが、幼い生徒たちが耐えるにはあまりにも大きな事件だった。
苦しんでいる息子の心情は考えず、成績のために何でも敢行する母親のチャン·ソジンとそれによって苦しむイ·ソンジェの関係は、チョン·スヒョン母娘と非常に似ている。
チョン·スヒョン、チョン·ソンヒョン兄妹のようにイ·ヒジェ、イ·ソンジェ兄弟がいて、試験用紙流出事件があり、過度な教育熱で失敗した兄弟姉妹がいる。
姉の葬儀場でチョン・ソンヒョンに試験の準備をしに行けと言っていたチョン・スヒョンの母親の姿は、警察署で兄の逮捕を心配するイ·ソンジェに試験勉強をしに行けと言っていたチャン·ソジンと平行理論のように同じだ。
“極端ママ(극성 맘)”の存在と自分の不正に苦しむ子どもたち。そして10年前、チェ·チヨルのように自分も知らない間に共犯になっていたナム・ヘイまで。
すべてがその時と似ているように見えるが、ナム・ヘイには成績より幸せに育つことを願う家族がいて、今では避けないチェ·チヨルもそばにいるので、この危機を乗り越えていくことを期待している。
イ·ソンジェもまた、自分は失敗しても弟の痛みを心配してくれる兄のイ·ヒジェと友達がいるので、うまく克服するものと見られる。
でも14話ソ·ゴヌとイ·ソンジェが学校の屋上で戦う場面は幼稚すぎた(笑) 次はこのドラマのキーポイントの1つである “試験用紙流出” について詳しく紹介するね!