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韓国芸能事務所② ミン・ヒジン代表の記者会見までの流れとNewJeansウサギの秘密?

韓国の芸能

ペコム
ペコム

前の記事(リンク)で[HYBE]と[ADOR]がなぜ戦っているのか基礎情報を解説した!今日は両者の本格的な戦争の話だよ。大企業[HYBE]の猛攻が始まったけど、想像もできなかった色々な状況が発生した! NewJeansの誕生からBTSの兵役問題まで総動員された熾烈な戦い~早速いこう!

おはる
おはる

[ADOR]のミン・ヒジン代表がなぜ記者会見をしなければならなかったのか、しないといけなかった全ての過程が明らかになるよ~!全く予想外の名前も出てくる!(笑)

韓国芸能事務所シリーズ

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[HYBE]のマスコミプレー

この戦いにガールズグループのILLIT(アイリット)が登場した理由

[ADOR]は、自分たちは親企業の[HYBE]が持っている[ADOR]の経営権を狙ったことはないと言った。

むしろ[HYBE]側が自分たちを “口止め” して、ミン·ヒジン代表を強制的に解任するために強引な主張をしているということだ。

事件の発端は1ヵ月前の2024年3月25日、新人ガールズグループ “ILLIT(アイリット)”のデビューに遡る。前の記事でも説明したように、ILLITは[HYBE]のマルチレーベルである[BELIFT LAB(ビリーフラボ)]の新人ガールズグループだ。

JTBCのアイドルオーディション番組『R U Next?』(2023)で結成されたガールズグループで、デビュー以来ものすごい話題を巻き起こし、“第2のNewJeans(ニュージーンズ)” と呼ばれている。

しかし問題は、ものすごい人気と爆発的な反応だけがNewJeansに似ているのではなく、“NewJeansの盗作グループ” とも呼ばれるということだㅠㅠ

ペコム
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最近TikTokやインスタなどですごく流行っているILLITのMagmeticを知らなくて、おはるに「おじさん~!!!」と言われた(笑)

[릴레이댄스] ILLIT(아일릿) – Magnetic (4K)
ILLIT(아일릿) – Magnetic (4K) 出典:Mnet Digital Studio, M2

NewJeansのような多国籍5人のメンバー、ヘア、メイク、衣装、振り付け、写真、映像などすべての領域でNewJeansを真似したという議論だったが、両者とも同じ[HYBE]のマルチレーベルということで、さらに問題となった。

[ADOR]の立場では、他会社が真似しても腹が立つはずだが「なぜ[HYBE]内で真似するの?」という怒りが相当だったと知られた。特に、ミン·ヒジン代表は普段から自分の仕事に対するプライドが高いことで有名だったので、その怒りは十分に予想できる。

それにわずか2ヶ月後の2024年5月にはNewJeansの新しいアルバムが出る予定だったので、もっと腹が立っただろう。[HYBE]全体で力を合わせないといけない時期に、同じ所属事務所でむしろ妨害しているように感じられるスケジュールだから。

この問題に対して[HYBE]に公式に抗議し、返事を待っている時に、今回の事件が起きたのは、[HYBE]が親会社に反抗する[ADOR]を潰すための陰謀だということなのだ。

ペコム
ペコム

[ADOR]側の主張を聞けば、これももっともらしいよね?(笑) 職場、大企業という観点から見ると、目上の人の指示に従わずにどんどん抗議してうるさい社員たちは一種の “手なずけ” が必要だと考えるかもしれないから。

NewJeans(左)とILLIT(右)
出典:살구뉴스

大企業は違う

ここまで聞くと、[ADOR]がいきなりILLITを登場させて “報復性解任” という用語を使ったのは理解できる。監査開始から代表の解任を直ちに要求すること自体が、一種の “標的性(目的性)捜査” のように感じられるからだ。

しかし、反対意見も多かった。[HYBE]がどこかの町の小さな店でもなく、監査チームと法務チームがあり、それだけ十分な根拠があるから監査を始めたということだ。それをあえてマスコミに公開して進めるくらいなら、むしろちゃんと準備している状態だろうという意見。

この主張を裏付けるように、親会社[HYBE]は、[ADOR]の反論を再反論するさまざまな情報を再びメディアに公開した。

監査チームは[ADOR]の事業上の秘密流出、人事請託などの疑いに対する[ADOR]の公式答弁書を24日までに提出することを要求したが、提出しておらず、核心人物であるミン·ヒジン代表の業務用ノートパソコンの提出要求も拒否しているということだ。

ペコム
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また揺れる心~(笑)「きっと何か秘密があるから提出できないんだよね~」という世論が生まれた(笑)

4月22日~4月27日 “HYBE” キーワードで検索された記事の日別報道量推移(1日100~400件)
出典:미디어오늘

また、[ADOR]のシン·ドンフン副代表が外部に流出したと疑われる項目も、単純に経営関連資料だけでなく、練習生の個人情報、職員の異動や採用など、人事関連の核心情報など多方面の資料で、[ADOR]の経営陣は、部外者の人事請託を受けて職員を採用した疑いもあると明らかにした。

やはり大企業の監査チームらしい? 姿を見せる調査能力と準備の綿密さだったが、人々をもっと驚かせたのは[HYBE]のマスコミプレー能力だった。

4月22日の午前10時に監査が始まったが、監査関連の情報が韓国のマスコミにリアルタイムで中継するようにアップされたから。 (1 日 100 ~ 400 件の記事が誕生した)

ペコム
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その後、ミン·ヒジン代表も記者会見で「[HYBE]のものすごいマスコミプレー能力に驚いた」と話したほど。「人を1人干すのがそんなに簡単だとは思わなかった」と(笑)

記者会見直前のものすごいニュース

[HYBE]、ミン·ヒジン、シャーマニズムの対話録を公開
出典:조선일보

このように[ADOR]に不利に見える記事があふれ出る状況が続くと、ミン·ヒジン代表が直接記者会見を予告し、新しい局面を迎えた。

ミン·ヒジン代表の降伏宣言なのか、反省の記者会見なのか、意見が分かれていた記者会見当日、ものすごいタイトルのニュースが上がってきた。

ミン·ヒジン代表のシャーマン関連説

ミン·ヒジン代表は韓国で巫女や占い師と呼ばれるシャーマン(무속인)によく会っていて、シャーマンの指示と助言に従って会社の経営をしてきたという。

ペコム
ペコム

次は何~!本当に突拍子もない状況(笑) 経営権を奪うための反乱の話に、いきなりILLITが登場して、今度はシャーマンまで(笑) 予測不可能な展開(笑)

ニュースタイトル「ミン・ヒジン、シャーマンにコーチを受けた」
出典:살구뉴스

[HYBE]はやはり大企業で頭がいいからなのか、この内容を公開し、ミン·ヒジン代表の “呪術経営疑惑” と表現した。 一般人とは単語選択のレベルが違う(笑)

ミン·ヒジン代表がシャーマンと交わした長文の対話フォレンジックを確保したという報道内容もかなり具体的で、ミン·ヒジン代表より年上のシャーマンは親族の妹の魂が入ってきたとし、ミン・ヒジン代表に「お姉さんだよ」と呼称したという説明までした。

最も圧巻だった内容は[ADOR]設立直前の2021年、対話中のミン・ヒジン代表に「3年後に会社を持ってこい」と助言し、「ちょうど3年後に(ミン代表が設立予定だった[ADOR]を)企業合併するように持ってくるのだちょうど3年以内にすべてをやり遂げるだろう」と話したりもしたということだ。

ペコム
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3年後の2024年、一連のこれらの事件がすべて··· これくらいになるとミン·ヒジン代表は終わったような気がする…(笑)

NewJeansファンクラブの反応

NewJeansの象徴であるウサギとペンライト
出典:네이버뉴스

その時までもNewJeansのファンクラブであるBunniesは当然、“Newjeansのお母さん” と呼ばれるミン·ヒジン代表を応援してきた。

今回のILLITの盗作問題だけでなく、この2年間、似たようなことを経験してきたために、親会社である[HYBE]に対する不満が積もっていた状況だったのだ。

普通、エンター会社であるグループがデビューしたり、新しいアルバムを発売したりすると、広報とプロモーションに集中するために、同じ会社所属の他のグループとはスケジュールを調整するが、NewJeansの場合はむしろ邪魔されてきたという立場だった。

今回の事件、ILLITの2ヶ月前のデビューも気に入らないのに、5月24日のNewJeansのアルバム発売日には、なんとBTSRMのソロアルバムが同時に発表されるというスケジュールだ。これくらいなら、ファンの立場では本当に[HYBE]が敵のような感じである。

ペコム
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基本的にBTSから始まった[HYBE]のファンが、Newjeansに多く流入したことを勘案すれば、このような発売戦略は[HYBE]全体のファンの分散を引き起こすしかない。“身を削る”だけ…。

2024年5月、NewJeansと同日アルバム発売予定のBTSのRM
出典:네이버뉴스

そのため、NewJeansのファンだったり、ミン·ヒジン代表のことをよく知っている人ほど[ADOR]の状況をよく知っていたので、「むしろよかった~、[HYBE]から出よう~!」という意見まであるほどだった。

しかし、記者会見直前に発表された呪術経営疑惑の内容には、ファンの立場では衝撃的な内容がさらに含まれていた。

大人の話である持分問題、売却時点、経営権奪取関連問題をシャーマンの指示に従ったということより、もっと驚くべきことは、

社名の[ADOR]もシャーマンが2つの候補の中から選び、NewJeansを象徴する“NewJeansウサギ” がまさにシャーマンの指示により生まれたということ。

ペコム<br>
ペコム

NewJeansのメンバーの四柱に足りない動物がウサギだったので、デビューアルバムのコンセプトをウサギにしたという話(一一”)

NewJeansのウサギ? NewJeans人気の始まり

NewJeansのデビューアルバムの表紙のNewJeansウサギ
出典:일간스포츠

NewJeansウサギ?四柱?どういう状況?と思うかもしれないが、NewJeansにとってとても大事なのがこのウサギだ。

新人ガールズグループのNewJeansが今の地位を得るまで多様な要因があったが、デビューアルバムの表紙のウサギの多様なパロディが先に人気を集め、NewJeansというグループが広く知られたのだ。

[HYBE]の資本とミン·ヒジン代表の企画力を離れ、当時、韓国でNewJeansウサギの人気は誰も予想できなかった成果だった。それでファンクラブの名前もBunnies(バニーズ)であるほど、NewJeans=ウサギという公式のような存在なのだ。

ところで、そんなウサギが呪術的な意味だったとは‥ 私が愛していたウサギがシャーマンの指示に従って作られただと? こうなったら話が少し変わるのだ。

マクドナルドコラボバージョン(左)とNewJeansウサギ人気の始まりである“労働組合“バージョン(右)
出典:글로벌 매거진글로벌매거진

ファンの立場では新しいアルバムの広報をしなければならない時期に、経営権関連紛争のが起きて残念なのに、これも全てシャーマンが指定してくれた時期だった?

これらすべてがNewJeansのためではなく、[ADOR]を獲得するためのミン·ヒジン代表の計画?

「私はこれまで、ミン·ヒジン代表の呪術行為に参加していたのか」という気がしてもおかしくないのだ。

ペコム
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ファンたちは大混乱に陥った。ただ盲目的に応援する状況ではないような、どこか気まずい状況(笑)

BTSの軍入隊とミン·ヒジン代表

国会国政監査会議場に登場したBTS
出典:에브리뉴스

呪術経営疑惑はここで終わりではなかった。想像以上の調査力?を見せてくれた大企業[HYBE]の発表には、ラスボスのBTSも含まれていた。

韓国社会を大論争に巻き込んだBTSの兵役履行問題まで登場~!(笑)

[HYBE]側によると、ミン·ヒジン代表は、シャーマンに「BTSは軍隊に行くか、行かないか」と尋ね、シャーマンは「行く」と答えたそうだ。

するとミン・ヒジン代表は「BTSは軍隊に行った方が私はいいと思う、軍隊に行かせて(笑)」、「あの子たち(BTS)がいないのが私には得だと思う」と対話を続け、これにシャーマンは「行かせよう。 金メダル取ったわけでもないし」と言ったという内容だ。

[HYBE]側は特にこの対話が “呪術行為を暗示する発言” だと主張した。

ペコム
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シャーマンと一緒に軍隊行け~軍隊行け~ と祈ったら本当に呪術行為に当たるような気もする(笑)

入隊したBTSメンバー、JIN、J-HOPE、V、RM(左から)
出典:네이버뉴스네이트뉴스

ミン·ヒジン代表の祈りが通じたのか、そのシャーマンが本当に力?があったのか分からないが、BTSの兵役問題は結局、全員入隊と決定され、ミン·ヒジン代表の望みのように、BTSの空白期の間にNewJeansは成功的なデビューを果たした

この会話の内容の公開で、もうこの事件は “ILLIT vs NewJeans” から、“BTS vs NewJeans ” まで拡戦してしまったのだ。[HYBE]という名前の下に集まっていたファンたちの内戦が起こった状況。

しかし、韓国人にとってこのニュースはなぜか見慣れないものではない。

“シャーマン” と “代理経営”

韓国の民主主義の歴史を揺るがした朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾の始まりが、シャーマン代理統治(笑)

ペコム
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朴槿恵とチェ·スンシル~! 久しぶりに聞く名前(笑) 韓国人にとっては、まさにこの事件が連想されるんだよね。

国政壟断事件で収監された朴槿恵元大統領(左)とチェ·スンシル(右)
出典:네이버뉴스

ダビデとゴリアテ、映画『パミョ』の興行

映画『パミョ』で巫女役の俳優キム·ゴウンがグッ(占い)をする場面

民俗信仰とシャーマニズムは、確かに古い伝統であり一つの文化だが、チェ·スンシルとシャーマンの指示に従って朴槿恵大統領が国政運営を操縦した事件によって、韓国人にとっては認識が良いはずがない。

個人的に占いをするレベルではなく、公的な業務にまで関与した、シャーマンに頼った経営をしたということは絶対に良い意味ではないから。

もしかしたら私的な部分かもしれないシャーマンの部分まで[HYBE]が言論に公開したということは、ミン·ヒジン代表を “社会的に干したい” という意図と見えるのだ。

これまで監査情報を一つずつマスコミに流したが、記者会見直前にシャーマンの部分を公開した?

これは記者会見を控えたミン·ヒジン代表にはものすごい圧力で、強力な脅迫とも感じられる状況だったはずだ。

ペコム
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君がどんな話をするかによって、私たち(HYBE)が今後どんなことをさらに公開するか決めるからよく考えて発言しろよ~」こんな感じではなかっただろうか?

聖書の中のダビデとゴリアテの戦闘場面の想像図(左)、映画『パミョ』ポスター(右)
出典:목장드림뉴스네이버뉴스

すでにこの戦いは、最初から聖書の中のダビデとゴリアテの戦闘構図(詳しくは→『ウ・ヨンウ』8話)だったかも知れない。[HYBE]という巨大なゴリアテを相手にするダビデのミン·ヒジン

もちろん[ADOR]の親会社に対する単純な抗議だっただけなのか、経営権を狙った計画的反乱の試みなのか、[HYBE]の言葉のようにシャーマンまで動員された経営権「奪取」行為なのか、真実はまだ分からない状況だが、この事件を見守る韓国人たちには多様な要素が入っていて注視するしかない状況だ。

韓国芸能界のILLITの盗作論争、BTSの兵役論争、政界の朴槿恵大統領のシャーマン論争に、もしかしたら経済界の大手企業[HYBE]のパワハラ論争になるかもしれないし、

文化界としては、ちょうど大興行をしたクーデター映画『ソウルの春』に続き、シャーマンとシャーマン信仰を扱った映画『パミョ』の興行まで複雑に絡み合っている状況。

観客動員数1000万の映画記事リンクの第一条件は何だって? “運と時期”。 見物する立場では、文字通り、興味津々な “ポップコーン角” の状況が用意された。

そして、この映画のジャンルが何かを明らかにしに、彼女が記者会見場に入ってきた

記者会見場に入ってきたミン·ヒジン代表
出典:세계일보
ペコム
ペコム

次は韓国芸能界史上レジェンド記者会見になってしまったミン・ヒジン代表の記者会見の内容で戻ってくるよ~ 面白い部分は別に見てこそ本物の味だよ(笑)

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