これからは本格的な本編レビューを早く紹介しようとしたけど、オープニング映像から尋常ではない。オープニングをスキップすると見られないシンボルと基本設定の意味から始めてみるね~!
パート2公開の3月10日が近づいてる~!スピードアップ~!(笑) 内容に対するネタバレがあるので注意!
オープニング映像で分かること
最近のドラマのオープニングは、ドラマの雰囲気を伝える映像美の他にも、重要な伏線や隠された意味などを盛り込んでいて、単純な人物紹介を超えることが多い。
『ザ·グローリー』も同じで、オープニングをよく見ると、隠された伏線以外にもムン·ドンウンの痛みが詳しく描写されているのが発見できる。
1分間のオープニング映像に盛り込まれた『ザ·グローリー』の象徴を探してみよう。
雪花とムン・ドンウン
やせ細った木の枝の上に、雪の花がいっぱいの灰色の冬のシーンからオープニングは始まる。
制服と名札に象徴されるムン・ドンウンを囲んでいた春の象徴の桜が、冬の冷気に凍って雪花に変わり落ち、まるで雪の結晶体にしたようなドレスを着ているムン·ドンウンの後ろ姿。
春を象徴する桜の花言葉は “美しい精神(魂)” と “人生の美しさ” などの意味があるそうで、生と魂が破壊され闇に陥ったムン·ドンウンを象徴しているのだ。
傷がかゆくて目をこすった場面を考えると、ムン·ドンウンにとって冷たい雪(雪花)は、火傷の苦痛を忘れさせてくれる存在だった。
棒の飴とソン·ミョンオ
チョン·ジェジュンを象徴する雪の上に目薬が落ちる場面の次に出てくる赤い棒の飴。
赤い棒飴が割れるシーンが出てくるが、ドラマ中で飴を食べる人物はたった1人、ソン·ミョンオだ。
飴が割れたということは、ソン·ミョンオの死と関連があるように見える。
画面の飴はバスケットボールのゴールネットに引っかかったような姿をしているが、成人になってもチョン·ジェジュンから抜け出せずにいる姿だったり、あるいはムン·ドンウンの計画に引っかかったソン·ミョンオを表す姿に見える。
そして私たちが注目しなければならない部分は、飴を拡大すると白い家の形が見えるが、ここがパート2のソン·ミョンオが発見される場所に対するヒントではないかと思う。
シエスタの建物の外観でもなく、ソン·ミョンオの家の窓とも形が違うのだ。縦長の窓のある建物。
場所までは分からないけど、 何かのヒントじゃないかな? あえて家の形を入れる理由がないじゃん(笑)
蛇とアサガオ、そしてメス
続いてパク·ヨンジンを象徴する緑色の靴、担任を象徴するユリの花が通り過ぎると、ヘビに捕らえられたムン·ドンウンが見える。
一瞬も消えないムン·ドンウンの傷跡と傷を蛇として描写したようだ。
毒気を抱いた蛇は、ムン·ドンウンの傷が復讐の原動力になることを象徴するかのように、悪魔のアサガオと共に空に向かってそびえている。
そして部屋いっぱいの加害者たちの写真に続きチュ·ヨジョンと登場する6つのメスは、ムン·ドンウンのために刃を振り回さなければならない相手であるパク·ヨンジン、チョン·ジェジュン、ソン·ミョンオ、イ·サラ、チェ·ヘジョン、そして母親のチョン·ミヒを象徴するものと見られるが、
ユリが登場した担任の場合は、あえてチュ·ヨジョンが手を使う理由がないので、母親ではないかと思う。
チュ・ヨジョンのメスの意味
『ザグローリー』には “人を生かす刀、人を殺す刀” というフレーズがある。
チュ·ヨジョンのメスの話をもう少ししてみると、パート1でナイフとメスは計3回登場する。
※ここから少しネタバレを含みます※
カン·ヒョンナムの娘が、家庭内暴力から母親を救うために危険を冒して最後の手段として持っていくアイテムとして登場し、父親を殺した殺人者から毎日手紙を受け取るチュ·ヨジョンが復讐を夢見て集めるアイテムとして出てくる。
このように被害者がまた別の加害者になるための場面だけで登場した刀が1度だけ、加害者と一緒に現れる場面がある。
市場でムン·ドンウンの母親がまるでナイフを口に入れるように、はらはらとリンゴを食べる場面。
※ネタバレおわり※
6つのメスがムン・ドンウンの復讐対象を意味し、チュ·ヨジョンの刃先がその対象に向かうならば、加害者だったムン·ドンウンの母親もまたそれを避けることはできないが、被害者のアイテムとしてのみ登場していた刃物を、加害者だったムン·ドンウンの母親が自ら持っている姿は何かの暗示になるのではないかという意見もあった。
おそらく自ら破滅する結末になるのではないかと予想中。天罰を受けなければならない!
なぜ囲碁だったのか?
オープニング映像の最後に、囲碁のすべての石が黒い石に変わって終わるが、真っ暗な闇の人生だった “極夜” のムン·ドンウンが黒、いつも明るい “白夜” の人生だったパク·ヨンジンは白で表している。
オープニングのように黒のムン·ドンウンの先攻で始まり、白のパク·ヨンジンは次第に “自分の家” を全て奪われ、闇の極夜が来るという暗示と見られるだろう。
바둑은 침묵 속에서 욕망을 드러내고,
매혹하고 매혹당하며 서로를 발가벗겨.
상대가 응하지않으면? 그땐 그저 바둑인거지.囲碁は沈黙の中で欲望を表わし、
『ザ・グローリー』ムン・ドンウン
魅惑され、魅惑され、お互いを裸にする。
相手が応じなければ? その時はただの囲碁なんだよ。
キム·ウンスク作家は上記のセリフを先に書いてから囲碁を主要素材に決めたと明らかにしたほど、『ザ·グローリー』の囲碁は、登場人物の性格や今後の歩みを暗示する重要な伏線の役割を果たしている。
囲碁は自分の石を繋げて家を作ったり、相手の家を壊して最終的に誰の家が多いかを計算するゲームで、黒が先攻、白が後攻(防御)だが、先に始める黒が有利なので白に”ダム”という数だけ家の数字をプラスして計算をする。
それで “黒” はハ·ドヨンの 「黒を譲られた人生」 という発言のように、他人より有利だったり先に始めることを意味する。
ムン·ドンウンは自分が諦めなければならなかった建築家の道とは逆に、囲碁のように誰かの家を壊しながら復讐という家を完成させていっている。
このような部分を象徴するように、ドラマ全体でムン·ドンウンは基本的に自分の極夜を象徴する暗い服を主に着ているが、話の流れによって服が変わる部分を発見する面白さがある。
※ここから少しネタバレを含みます※
チュ·ヨジョンとムン·ドンウンが救急室で初めて会った時と、3話の汽車で向かい合って座った場面を見ると、2人とも “白” を象徴するように白い服を着ている。
しかし、6話のムン·ドンウンが自分の過去を打ち明け、チュ·ヨジョンが刃を振り回すことを決心する場面を見ると、チュ·ヨジョンとムン·ドンは皆黒い服を着て “黒” になっている。
これと似たような場面で、ハ·ドヨンが棋院でムン·ドンウンに初めて会った日、ムン·ドンウンは白いシャツを着ていたが、8話の囲碁公園でハ·ドヨンとの場面を見ると、ムン·ドンウンは黒い服を着ている。
※ネタバレおわり※
このように話が進むにつれ、ムン·ドンウンとチュ·ヨジョンはこれ以上攻撃を受ける被害者の白ではなく、今後は攻撃をすることになる黒になることを象徴しているのだ。
パート2ではすっきりとした攻撃が続くことを期待中(笑)
ムン·ドンウンが手紙を書く理由
このドラマは基本的にムン·ドンウンがパク·ヨンジンに手紙を書いている構造だ。
なぜ手紙形式なのかという質問にキム·ウンスク作家は「大韓民国で遺書、手紙などは私が一番上手に書く」と笑いながら話した。
ムン·ドンウンの癒えない傷についての説明を詳しくしたかったし、17年間復讐を準備していく心を忘れないために書くムン·ドンウンは、人生の記録だと言った。
また、韓国人がタバコのシーンのために歓呼した “19禁年齢制限” を設けたことに対する理由も明らかにしたが、悪口や暴力の場面も登場するが、司法体系の中での復讐ではなく、”私的復讐“を選択する話なので、これをちゃんと判断できる大人たちが見なければならないと思ったからだという。 私的復讐を擁護してはいけないから。
生徒たちに誤った信号を与えてはならないという判断。
ここまで読んだら、パート2の準備が十分だと思う!『ザ・グローリー』に関する記事のコメントをいくつか読んで、本格的な鑑賞を準備しよう!!
おまけ★校内暴力関連 作家インタビューのコメント反応
[쟤랑 안 맞아서 같이 못 놀겠다 > 정상]
あの子と合わなくて一緒に遊べない > 正常
[쟤 마음에 안든다 괴롭혀야겠다 > 정신병자]
あの子気に入らない いじめないと > 精神病者
[갠적으로 왕따는 이유 있어서 싫은 사람이랑 안 노는건 그럴수 있다고 봄. 근데 학폭은 무조건 가해한 새끼 잘못임]
個人的にいじめられる理由があって嫌な人と遊ばないのはあり得ると思う。でも校内暴力は絶対に加害した子のせい。
[예전엔 물리적 폭력이 많았는데 요즘은 정신적+물리적 폭력이 많더라 티나게 때리면 쉽게 걸리니까 영상 같은걸로 협박도 하고 메신저로 많이 괴롭히더라]
前は物理的暴力が多かったけど、最近は精神的+物理的暴力が多いそうだ。目立つように叩いたら簡単にバレるから映像とかで脅迫したり、メッセンジャーで沢山いじめたりするそう]
[학폭과 군대는 창작물에서 별지랄을 다 떨어도 무조건 현실이 더 심각함 현실 사건들 중에 방송 불가가 얼마나 많은데]
校内暴力と軍隊は創作物でありとあらゆることを言っても、絶対に現実の方が深刻。現実事件の中で放送不可がどれだけ多いか。
[제발 가르치려고 사명감 갖지마!!!]
お願いだから教えようと使命感を持つな!
[대답: 닥쳐!!! 은숙이(김은숙) 누나가 가르치는 건 괜찮아!!!]
答え:黙って! ウンスク(キム·ウンスク)お姉さんが教えるのは大丈夫だよ!!!
[신격화 하지마라 “더 킹” 당한다]
神格化するな 『ザ·キング』になる (※ドラマ『ザ·キング』失敗したドラマ例)
[작가가 자신의 작품에 의미를 담는건 매우 당연한거야. 근데 의미 부여만 하느라 작품을 망쳐버리는게 문제지]
作家が自分の作品に意味を込めるのは当然のことだ。しかし意味付けだけして作品を台無しにするのが問題だ。
[작가는 작품에 메시지를 얼마든지 넣을 수 있어. 관건은 그걸 얼마나 설득력있게 표현하고 관객을 공감시킬 수 있느냐지. 그걸 실패한게 [우영우]나 [재벌집] 작가고, 김은숙은 그동안 보여준 게 있기 때문에 믿을만함.]
作家は作品にメッセージをいくらでも入れることができる。キーポイントは、それをどれほど説得力を持って表現し、観客を共感させることができるか。それに失敗したのが『ウ·ヨンウ』とか『財閥家の末息子』の作家で、キム·ウンスクはこれまで見せてくれたものがあるから信じられる。