韓国語を勉強している方なら、韓国語のレベルチェックのために試験を受ける方は多いはず!今回は日本人向けの韓国語試験 “ハングル検定” の中で、“ハングル能力検定入門級 オンライン試験(IBT)” が無料で実施されるそうなので紹介します!
そもそもハングル検定とは?簡単に紹介
ハングル能力検定は、NPO法人ハングル能力検定協会が主催する日本語母語話者のための、韓国語(ハングル)試験です。公式サイトはこちら→★
韓国語の試験でもう1つ有名な試験の “韓国語能力試験(TOPIK)” との大きな違いは、この “日本語母語話者” を対象にしていることで、この2つの試験は同じ韓国語の試験ですが、対策法も、問われる実力も違うと考えています。
一番易しいレベルが5級、一番難しいレベルは1級の全6つのレベルに分かれています。
出てくる単語の例 | 合格率 | |
1級 | 금란지계(金蘭之交) / 아랑곳없다(ものともしない) | 9.7% |
2級 | 인과응보(因果応報) / 걸핏하면(ややもすれば) | 14.3% |
準2級 | 재채기(くしゃみ) / 오히려(むしろ) | 46.0% |
3級 | 거스름돈(おつり) / 답답하다(もどかしい) | 60.5% |
4級 | 계획(計画) / 우선(まず) / 같이(一緒に) | 83.2% |
5級 | 학교(学校) / 화장실(トイレ) / 우표(切手) | 87.8% |
韓国語の勉強を始めたばかりという方も、レベルに合った級の勉強をすることで段階的に学習できるので、試験の勉強を基に韓国語の勉強を進めても良いというくらいです!
個人的には、韓国語能力検定(TOPIK)が Ⅰ・Ⅱの2つのレベルに分かれているのに対し、ハングル検定レベルが6つも分かれているので、本当に的確にそのレベルをきちんと勉強できるというイメージがあります!
私も韓国語の勉強を始めた時は、ハングル検定を最初に受けました!韓国語能力検定(TOPIK)とハングル検定については、個人的な経験も踏まえてまた別途記事を用意しようと思います♥
ハングル検定能力IBTテストとは?
IBTは、Internet Based Testの頭文字で、オンライン上で試験を受けられるシステムです。
もともとハングル検定は、指定の開場へ出向き試験を受けないといけませんが、昨今のコロナの状況などを踏まえて、2020年11月の試験では4級と5級に限りオンライン上で受験できるIBTを導入しており、このシステムを拡大したとされるものが、今回新たに新設された “入門級 オンライン試験(ITB)” です。
入門級 オンライン試験(IBT)
今回、初めて実施される “入門級” の試験は、上で紹介したハングル検定の4・5級よりも、より易しい内容になっているようです。
聞き取り | 筆記 | 合計 | |
試験時間 | 15分 | 25分 | 40分 |
問題数 | 24問 | 26問 | 50問 |
配点 | 40点 | 60点 | 100点 |
採点はオンライン上での自動採点で、100点満点中、60点以上で合格です!
試験終了後に成績を確認することができ、問題と解答はマイページにて1週間閲覧が出来るそうです。
\ 記念すべき第1回の試験日こちら!/
試験日 | 2023年1月22日(日) |
申込期間 | 2022年12月1日(木)~12月25日(日) |
受験料 | ¥1,500 |
出題範囲 | 出題リストの範囲内で出題(約280語の単語など) |
気になる出題範囲は、ハングル能力検定協会のHPで出題単語がリスト化されています!
“約280語の単語など” ということで、「入門級語彙リスト」、「入門級あいさつリスト」、「入門級慣用句表現リスト」、「入門級語尾の類リスト」、「入門級助詞の類リスト」の5つのリストに分かれて掲載されています!
2022年10月9日は無料で受けれる!
ここで耳よりな情報!この入門級IBT試験が “無料” で受験出来るチャンスがあるらしい♥
ハングル能力検定協会は今年で創立30周年を迎えるそうです!
そこで協会創立記念日の「ハングルの日」に“入門級オンライン試験(IBT) ”が無料で受けれるそうです~♥
試験日 | 2022年10月9日(日) |
申込期間 | 2022年9月1日(木)~9月30日(金) |
受験料 | 無料 |
出題範囲 | 出題リストの範囲内で出題(約280語の単語など) |
この試験は、“オンライン”で、“入門級” でと…今までのハングル検定とは、違うところが多くて混乱しますが、ここまでの情報をまとめると、
来年の1月に第1回の入門級オンライン試験(IBT)が正式に実施されるその前に、今年の10月9日に無料で体験が出来る!ということです。
せっかくの機会!まだ韓国語の勉強を始めたばかりで、試験を受けるのはちょっと自信がない…受けたことがないという方は、5級に挑戦するかどうかの判断基準になると思います!
この試験をどう活用する?
じゃあ、この試験はどういう風に活用したらいいのか、色々考えてみたよ~!
従来のハングル検定は年に2回、春と秋に実施されており、次の試験は2022年秋が実施予定です。
試験日 | 1次 2022年 11月 13日(日) 2次 2022年 12月 4日(日)※1級1次合格者のみ |
願書受付期間 | 2022年8月26日(金)~10月5日(水) |
郵送 | 願書郵送締切 2022年10月5日(水)消印有効 |
オンライン申込 | 2022年8月12日(金)~10月10日(月) |
今年の秋開催の試験は11月13日(日)です。この試験の前に、10月9日に無料の入門級オンライン試験(IBT)を受験してみて、勉強の進度を確認するという方法があります。
あともう1つ!ハングル検定のオンライン申込の締め切りが10月10日(月)なので、10月9日(日)に無料の入門級オンライン試験(IBT)を受験し、その結果次第でハングル検定を受験するか考えるという手もあります!
入門級オンライン試験は、私も受けたことがないので確実には言えませんが、自動採点ということなのですぐに点数が出るんじゃないかな?と思っています。締め切り1日前に無料で入門級を受けて、結果次第で5級や4級を申し込み、試験までの1ヶ月間で一生懸命勉強する!という風にも活用出来そうです。
でもオンラインの申込締め切り1日前だから、ギリギリといえばギリギリ(笑) 自己責任でお願いします(笑) 詳しい情報は協会のホームページをご覧いただくか、直接問い合わせしていただくのも良いかもしれません。
【追記】
第1回「ハングル」能力検定試験入門級(オンライン試験)の正答と配点が発表されました。
リンクはこちら→★
以上、韓国語初心者向けの最新情報をお伝えしました!
皆さんで韓国語の勉強を一緒に頑張っていきましょう~♥