6月24日にNetflixで配信の韓国ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』!早くも、注目度が高まっているから、配信されたら絶対観ようと思っているけど、事前に情報を知りたい!
ドラマ『二十五、二十一』シリーズ以降、長くお待たせしている映画・ドラマレビュー愛読者のために最新作を準備したよ!
今回紹介するNetflix韓国ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』は、韓国版リメイク作品で、原作『ペーパー・ハウス』自体が好き嫌いが多いドラマだから少し心配ではある。でも久しぶりのNetflixの大作で期待作だから、ドラマのストーリーだけでなく作品の中の韓国の文化と背景についての話までiumだけのクオリティで伝えられるように努力するから、みなさんよろしくね♥ 今回は重い歴史の内容じゃないから気軽に楽しもう!(笑)
韓国版リメイク?あなたが知らない『ペーパー・ハウス』の人気
昨年、全世界で突風を巻き起こしたNetflixドラマ『イカゲーム(오징어게임)』(2021)はみんな知っていると思う。
Netflixでこれまでアップロードされた全てのドラマと映画の中で視聴時間1位という、途方もない記録で、発表後28日間16億5000万時間再生という新記録だった。
ここで『イカゲーム』以前の順位を紹介すると、既存の英語圏ドラマ1位は『ブリジャートン家(Bridgerton)シーズン1』(2020)の6億2000万時間で、非英語圏ドラマ1位は『ペーパー・ハウス パート4』(2020)の6億1900万時間だったので『イカゲーム』がどれほど狂った興行だったのか見当がつくだろう。10億時間以上の差。
英語圏映画1位『バード・ボックス』(2018)の2億8000万時間と比べると5倍以上の差だ。
今日からレビューするドラマの原作が昨年までNetflix非英語圏ドラマ1位だった『ペーパー・ハウス(LA CASA DE PAPEL.2017-2021)』。
「こんなにも人気だったの?」と反問する人が多いはずだが、『ペーパー・ハウス』は私たちが知らないうちに西洋ではものすごいブームだった。それに対して東洋圏での人気は低調で、このドラマを知らない人が多いのは当然なのだ。
昨年『イカゲーム』が初めて発表された時、西洋では『ペーパー・ハウス』を真似た亜流作ではないかと疑ったほどの認知度だったが、その理由がポスターに登場する“赤い服(ジャンプスーツ)”のせいだった。
とにかく私も知らない間に『ペーパー・ハウス』は大人気になったドラマシリーズで、赤いジャンプスーツとサルバドール·ダーリの仮面は大ヒットし、原作国家スペインの “国内向け俳優” だった主演俳優たちはすでに世界的スターになっているほどだ。
しかし、基本的なストーリーと展開があまりにも異国的で、東洋情緒には合わない部分も多く、東洋圏では惜しい成績を記録した。
特にスペインの作品だから、私も言語のせいで妙に集中できない現象を経験しなければならなかった(笑) 英語が全部聞き取れるわけでもないけど、スペイン語はどこかぎこちなくて退屈な感じっていうのかなT_T?
それでも、このような超大人気作をNetflixが投資して韓国でリメイクするというから、期待と心配が同時にあったのが事実だ。
あまりにも好き嫌いが分かれる作品なので、原作で惜しかった部分を東洋スタイルでうまく埋めてくれるかも知れないという期待感と、原作ならではの独特な色味さえも台無しにするのではないかという心配。
原作より良いリメイクはないというくらいだから、このドラマのレビューするかかなりためらったが、それでも、あと1週間で公開されるということだから、事前に準備をしてみた。
失敗しても興行しても、当分話題作になるのは確かだから、周りの会話に参加するためにはあらかじめ準備しようじゃないか!(笑) 『ペーパー・ハウス』の解説、本格的に出発~!!(笑)
原作『ペーパー・ハウス』を簡単におさらい
『ペーパーハウス』は、スペインで2017年から2021年に放送されたテレビドラマシリーズが原作。
原題は「LACASADEPAPEL」スペイン語で紙の家という意味だが、英語のタイトルではこれと意味が違う「Money Heist (金銭強盗)」という意味に変わったのだ。
シーズン1の設定が、スペイン造幣局のお金を盗むことだったので、造幣局=紙の家という設定のほうがいいと思う。
初期の設定が奇抜で犯罪規模が大きいため、初回放送では途方もない視聴率を記録したが、人気が衰えて視聴率が半分になった頃、Netflixとの契約が神の一手になったドラマ。
Netflixでは分かれているシーズン1、2が1つのストーリーで、その後製作された3~5のシーズン以降続くストーリーで世界的な興行を記録した。
ドラマはリーダーの役割をする天才的な教授1人と、泥棒チーム員8人がスペインで途方もない規模の強盗行為を行う内容だが、お金の規模が “兆” 単位を越えたため、そのスケールだけでも興味を誘発させた。
果たして “その規模のお金をどうやって盗むのか?”、“実現できるのか?”
リーダーである“教授(映画の中の名称)” の緻密で完璧な計画を土台に、シーズン1、2ではスペイン造幣局を占拠した後、3兆ウォンを強奪するストーリーであり、以後シーズン4ではスペイン国立準備銀行の90トンの金塊を引き出す過程が描かれる話だ。
想像すらできない大胆な強盗スケールに、素早く展開するストーリーと教授と警察の頭脳戦、予測不可能に動く強盗と犯人の手のひらの上でお手上げになる警察まで、痛快ですっきりした犯罪劇と言える。
スペインのこのドラマは観たことなかったんだけど、今回の韓国リメイク版が楽しみ過ぎて、スペインのドラマもちょっと観たんだよね。ハラハラする展開!ペコムはもう観たの?
私が観てない訳がない!もちろん全部のシーズンを観たけど、正直言うと私の好みではない(笑)
韓国版がどう描かれるかは分からないけど、個人的にはあえて原作を見ないのもいいと思う。 好き嫌いが分かれる展開に、複数の「発がんキャラクター(イライラさせるキャラクター)」が登場するから、原作を見て、疲れてあきらめるかもしれないから(笑) ライトなファンには基本的な設定とストーリーだけを知って、鑑賞することをおすすめ!それでも原作はある程度知っておかなきゃ~っていうファンにはシーズン1・2まで鑑賞することをおすすめ!本当のファンじゃない以上、シーズン3からは忍耐と苦難の時間だった(笑)
私みたいな初心者の方には、下の日本語の5分要約版をおすすめ(笑)
もっと気になる方はシーズン1を観てみよう!
次のレビューからは本格的に韓国版『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』のレビューだよ!お楽しみに~♥